和菓子再発見② ゆずの香りがほんのり『大人のための冬ラムネ』

前回、『鶴屋吉信』のクリスマスのお干菓子をご紹介しましたが、今回は富山県高岡市で170年の歴史を誇る『大野屋』の『高岡ラムネ(冬けしき)』をご紹介します。

富山県高岡市は、『加賀藩の台所』として、豊かな町民文化とものづくりの伝統が受け継がれてきた土地で、今もお茶の文化が栄えている街でもあります。それもあってか、長年和菓子を買いに来てくださる方が多いそうです。

『大野屋』の看板商品というと長く愛されている『とこなつ』が有名ですが、モダンな和菓子もあります。それが、大人のために作られたという、この冬のラムネ。原料に富山産コシヒカリと国産ゆずが使用されています。

今も木型を使って手作業で形作られるというラムネは、冬から初春にまつわる絵柄である椿・梅・羽子板・奴凧・鈴・雪・うぐいす・おたふく・こま がモチーフ。

スーッと柔らかく溶ける、冬のラムネ。まさに口福です。

「冬けしき」(税込み 540円)

『大野屋』http://www.ohno-ya.jp

 

 

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