千葉県・銚子の生産者巡り、農業・漁業体験で知った地産地消の魅力!
青パパイヤや地ビールも

皆さん「銚子」と聞くとどんな食べ物を思い浮かべますか?まずは、水揚げ量日本一の銚子港の新鮮な魚介やヤマサ醤油やヒゲタ醤油などの美味しいお醤油でしょうか。

東京から銚子まで特急しおさい号で約1時間50分。

しかし、それだけではありません。もっと銚子の農水産業を知ってもらい、その魅力を発信したいと、ふるさと銚子にUターンした事業者が立ち上がり、1次産業を通して SDGsを考え直す学びプログラム「食材クエスト」を立ち上げました。社員研修として考えられたものですが、スタデイツアーに参加して、銚子で「食材クエスト」して来ました!

EAST/WESTの2チームに分かれ、ガイドはなし、自転車で生産者のいる現場を訪れます。

WESTチームは、外資系IT企業から銚子にUターンしてクラフトビールの醸造を始めた佐久間快枝さんを訪ねて「銚子ビールChoshi Cheers」へ。銚子ビール https://choshicheers.com/

醸造現場見学とビール造りで生じるモルトの絞りカスをアップサイクルするクッキーを調理実習。高タンパク・高食物繊維で栄養豊富な香ばしくておいしいクッキーになりました!

醸造現場見学とビール造りで生じるモルトの絞りカスをアップサイクルするクッキーを調理実習。
高タンパク・高食物繊維で栄養豊富な香ばしくておいしいクッキーになりました!

フィッシュアンドチップス、ベジタブルカレー、ハニーマスタードチキンとボリュームたっぷりのランチも美味しい!自転車運転中はお酒NGなので、最近流行りのノンアル・クラフトコーラで。ホップの効いたビールは、家へのお土産にしました。

一方、EASTチームでは、株式会社くるくるやっほー代表・坂尾英彦さんの畑を訪れました。市場に出回らない破棄予定のキャベツを収穫します。味は変わらないのに、形やサイズで選別されてしまう現実を知りました。

採りたてのキャベツは、その場でナイフを入れて試食。ひと口かじると、驚くほど甘くみずみずしく、まさに畑のご馳走でした。野菜は、収穫した瞬間から味が落ちてしまうそうなので、スーパーに並ぶ野菜とは別物。今後、畑で野菜を味わうイベントに参加してみたくなりました。Hennery Farm https://www.hennerymarket.com/

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今回は“アフロキャベツ”にちなんで全員でアフロを被って参加。収穫後はキャベツを手に、畑をランウェイに見立ててキャットウォークの撮影会も行いました。青空の下、自然と笑いがこぼれ、距離が縮まります。この頃からチームビルディングの良さを実感していました。

収穫したキャベツはランチで活用し、餃子づくりにも挑戦。みんなで包み、焼き上がる音と香りを囲みながら味わいました。畑で見た野菜が一皿になるまでを体験し、食の循環を体で理解します。

午後は港へ向かい、キンメ漁師さんから仕事内容を伺いました。キンメは高級魚として知られていますが、漁場は沖合約50キロ。時にはホオジロザメと格闘することもあると聞き、命がけの現場に驚かされました。出漁時間や燃料費の高騰など、漁業のリアルにも触れる貴重な機会となりました。自転車での移動も心地よく、風を感じながら町を巡る時間そのものが学びでした。

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翌日は両チームが、収穫した材料でランチづくり。

それぞれのチームがメニューを考えて作った食事を全員で分け合います。

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皆で話し合って決めたメニューに沿って銚子の食材を集め、キンメやキャベツを使った料理を制作しました。農業・漁業の現場で学んだ背景を思い出しながら調理することで、料理体験を超えた学びの時間になります。

食材を集める道中、千葉ののびのびとした風景を眺めながら、チームの仲間とそれぞれの普段の仕事について紹介し合いながら歩いた時間も印象的でした。

このチームにはシェフや食のプロも多く、味付けや盛り付けも本格的。生産から調理までを一貫して体験することで、一次産業の価値とチームビルディングの意義を実感しました。

銚子の生産者の苦労やなどにも触れながら、そのおいしさを実感し、「クエスト」や「調理」などでチームビルディングする企業向け研修に仕上げていきます。

こんなにいろんな生産物があって、しかもおいしさに驚かされた「銚子」。

再訪したくなる魅力に溢れてました。

取材協力/AREYOUGOING株式会社


Text/小野アムスデン道子

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世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。インバウンド・コンサルタント。日本旅行作家協会会員。

T神尾由紀

シンガポール・東京を拠点に執筆。JETRO「Singapore Style」取材体験を背景にNHKラジオなどに出演。


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