大人留学のススメ⑩:より充実したポートランド留学を実現するために(その1)

大人留学は、英語力のUPと文化や食とその地を楽しむことも重要。ポートランドを留学先で選んだ河野純子さんが語る充実した大人留学実現のコツとは?。

第2弾の留学先にポートランドを選んだことは、大正解でした。公共交通機関でどこへでも行けて、治安もよい。食事も美味しく、自然も文化的刺激も豊か。人も優しく、消費税もかからない。大人の留学先としてかなりおススメだと思います。ただ、英語力の向上という観点からは、もっと工夫できたと思う部分も。そこでポートランド留学を検討中のみなさん向けて、より充実した留学実現のコツを3回にわけてまとめていきたいと思います。まずは学校選びを中心にレポートします。

スケジューリング

まず基本情報です。アメリカへの留学は、週18時間以上授業を受ける場合、あるいは90日以上滞在する場合、必ず学生VISAが必要で、取得まで一般的には3カ月程度かかります。私は大特急で1カ月半で取得しましたが、余裕をもったスケジューリングをお勧めします。入国時点でパスポートの残存期間が半年は必要なので、その点も注意が必要です。

 

学校選び

ポートランドは人口63万人(船橋市と同じ)の小さな街で、語学学校の数も限られているので、学校選びはそれほど大変ではありません。私は準備期間が短かったのでエージェントを使って情報収集やVISA申請のサポートをお願いしましたが、エージェントと提携していない学校もあるので、まずは自分でWEBで検索して候補校を探すとよいと思います。

学校選びの際の比較検討のポイントを整理してみます。

  • カリキュラムやコースが自分のニーズに合っているか:例えばアメリカの大学に進学することを目標とした読み書き中心の学校か、会話中心かなどです。何週間でどれぐらい、どんな力がつくことを想定しているのか、実際にどんなテキストを使用するのかなどを確認するとイメージがわくと思います。
  • 教師の質:学歴や勤続年数、雇用形態などを聞いてみると、ある程度質がわかります。私が選んだKaplanの場合、教師はみんな大卒以上。私の担任教師は勤続8年のベテランで、日本、メキシコ、東欧でも教師の経験がありとても優秀な方でした。
  • クラスの人数:私が学んだKaplanの場合、最大15名でしたが、実際は12名前後でした。これはクラス全体でディスカッションしたり、グループワークの結果を発表したりする際に程よい人数だったと思います。中には1クラス20人といった学校もあり、全く雰囲気が違うようです。
  • 生徒の国籍や年齢:ポートランドは最近、日本人の生徒がかなり増えていて、中には半数が日本人という学校もあるので要チェック。Kaplanには世界各国から生徒が集まってきていましたが、その理由はKaplanがグローバル企業なので世界的に知名度があり、その中でもポートランドは消費税がかからないためアメリカで一番授業料が安いキャンパスとして人気があるからのようです。年齢は民間の語学学校の場合、どこも20代~30代が中心なので気にしてもしかたがありません。若者と学ぶことは楽しいですし、人生の先輩として頼られるのも嬉しいものです。
  • 立地:私はポートランドの食や文化を楽しみたかったので、ダウンタウン近くの学校を選んで大正解でした。毎朝の通学も美しい街並みを見ながらなので楽しかったですし、カフェやランチの選択肢も豊富、放課後にどこへ行くにも便利でした。ただ自然の中で学びたいといったニーズがあれば別な選択もあると思います。

◎コース選び

Kaplanの場合、コースは以下の3つがありました(他校もほぼ同じようなコース設計です)。

インテンシブコース:集中的に英語力をアップさせたい人向けのコースで、授業時間は週21時間(午前中3時間、午後5時間※金曜午後はなし)。週18時間以上なので学生VISAが必要です。

バケーションコース:勉強もホリデーも楽しみたい人向けのコース。午前中の3時間だけ授業を受けます。週18時間未満なので滞在が90日以内なら学生VISAは不要です。

英語試験対策コース:TOFELなどの英語試験対策をするコース。

私は迷わず①を選択したのですが、②を選択し、放課後はネイティブスピーカーと接することができるコミュニティ活動に充てるという手もあったかなと思います。詳しくはこの後「留学期間の過ごし方」で述べたいと思います。

Text/河野純子

元とらばーゆ編集長(リクルート)、生活関連分野での新規事業開発プロデューサー(住友商事)を経て独立。豊かなライフスタイルの創造をテーマに、コンサルティング、プロデュース、マーケティング、執筆活動を展開。特に「人生100年時代の大人の学び」に着目し、自身も大人留学を経験。ライフシフト・ジャパン(株)エグゼクティブ・プロデューサー、いばらき大使。

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