グルテンフリー食として注目の玄米。腸内環境を改善してダイエットを助けたり、ビタミンB1、B6の作用で疲労回復、肌の代謝の促進やデトックスにも効果が期待出来るといいます。渋谷にオープンした玄米をコンセプトにしたレストラン「GENMAIGNKIDO」についてフードアクティビストとして活動をしているFOODEDITORがレポートしてくれました。
熊本を拠点に玄米の可能性を研究する(株)熊本玄米研究所と数々のCMを手がける広告会社(株)トレードマークが合弁会社を設立し、玄米の魅力を広めようと「玄米で、カラダを元氣に。玄米で日本を元氣に」というコンセプトの下、初めてのレストランプロジェクトとしてオープンしたのが「GENMAIGNKIDO」です。
玄米は身体によさそうだけど「食感が固く、少し食べにくい」「調理に時間がかかる」など苦手意識がある方も多いといいます。そこで考案されたのが、「玄米ペースト」です。
熊本玄米研究所の独自の手法によるオリジナルの玄米ペーストは、玄米と水のみでできていて、食べやすく、全く新しいグルテンフリー食材として生まれました。決めの細かいなめらかなペーストは、食材として変幻自在。「GENMAIGNKIDO」では、グルテンフリーパスタやパン、パンケーキに加え、ソースやドレッシングとしても登場。そのバリエーションの多さに驚かされます。
メニュー監修は、AWキッチンやミスターファーマーでも活躍し、畑の伝道師とも言われる渡邉明シェフ。 野菜をとことん極めた渡邊シェフが、次世代への新素材として注目していたのが玄米です。「使って見るほどに、玄米ペーストの可能性の深さに驚かされるし、料理をしていて楽しいよ。毎日でなくても、玄米でグルテンフリー生活をライフスタイルに取り入れると、体が楽になることが実感できる。是非広く紹介していきたいね」と渡邊シェフ。
今回は、ラグーのパスタとリゾットを注文。サラダとパンが付いて1200円は、お手頃。頑張ってパンケーキもシェアして食べたかったのですが、さすがに玄米はペーストとはいえしっかり食べ応えがあり、次回のお楽しみに取っておくことに。
ふわふわの「GENMAIスフレパンケーキ」(1166~1490円)は、週末のブランチなどにもぴったり。夜は6種類色とりどりのカナッペでワインを楽しんだり、コース料理のディナーでも楽しんだりと、いろんな場面で玄米を楽しめます。
場所は、東京百貨店本店の裏手。渋谷の中でも、個性が光る飲食店が集まる奥渋に続く松濤の裏路地です。閑静な住宅街に続くエリアでもあり、ゆったりと時間を過ごせます。
■「GENMAIGNKIDO」
住所:東京都渋谷区松濤1-26-21 Ridge 松濤 1F 電話:03-3460-1800
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
https://genmai-g.jp
Text /YUU(FOODEDITOR)
フードアクティビストとして様々な活動をしているYUUとTOMOMIが中心となる女性チーム。東京を拠点に、旅や仕事を通して、本当に楽しい、面白いと思うフード情報を発信。国内外で、イベントの企画、ブランディングなどを行っている。