【STORY】ランチで世界旅行を企画してはや10年 五感で世界を体験してほしい

ランチトリップ(LunchTrip)は、ランチを食べながらの世界旅行。都内の各国レストランや大使館で食事を食べながら、その国の出身者やその国をよく知る旅行者などのガイドからプレゼンテーション、そしてディスカッションやゲームやダンスなどのワークショップも。ロシア便、モンゴル便…と楽しそう、9月はなんとケニア便!

そんなワクワク体験の創設メンバーの一人、松澤亜美さんに、ランチトリップを始めたきっかけや五感で異文化理解をしてほしいという熱い思いをうかがいました。

「米国留学時にシリコンバレーで起こった人種に対するヘイト・クライム(憎悪犯罪)や、学生の時に新大久保で外国人が多く住むエリアの子供達の世話をしていて、子供達が感じる同調圧力を目の当たりにしたことが異文化理解を広めたいという思いに繋がっています。

新大久保の体験では、親が日本人でないということでとてもシャイな子が自国の料理を披露する時はとても生き生きしていたんです。食ってなんと素晴らしいんだろうと思いました。

 

スタートした時は、友人と3人。ワクワクした旅気分でランチトリップに参加してもらいたくて、スタッフをクルー、参加者はパッセンジャーと呼び、その国へフライトするという趣向です。みんな本業を抱えながら活動し、SNSで広がっていたのが、新聞で紹介されたりラジオやテレビで取り上げられたことでぐんと広まり、2017年にはNPO法人化、今年8月末でまる10年になります。

ランチトリップのスタイルが確立し、今、保育園を通じてランチトリップ for チルドレンという子供達への展開やランチトリップ in 大阪、名古屋、福岡など地方への展開をしています。そしてランチトリップ to Japan を2014年にラオス、2018年にマダガスカルで開催。日本への理解もランチトリップで広めたいと思います」

松澤さんは、大手メーカー勤務を経て、フリーランスとしてコミュニティ・マネージングのコンサルタントをしながら、旅ブロガーやコラムニストもこなしています。自分の感じた異文化理解の必要性を多くの人に感じてもらうのに大事にしていることは”自分のこととしてとらえてもらうこと”。毎月のように開催されているランチトリップ、旅の楽しさを知っている松澤さんの思いはこれからも広がっていきそうです。

9月のランチトリップは、9月2日(日)11:40〜14:10のケニア便。浜松町のアフリカ料理レストラン「カラバッシュ」にて。

くわしくは、ランチトリップfacebook   https://www.facebook.com/lunchtrip/

 

 

 

 

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