そろそろ鍋を囲んでほっこりする旅を考える季節に。全国に展開する星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」では、冬の風物詩、その土地の冬の食材を 堪能できる「ご当地鍋」が14種類登場。その中からもうすぐ始まる冬の楽しみ「蟹すき鍋」ともう始まっているとらふぐの「てっちり」を提供する宿をご紹介します。
【界 出雲(島根県・玉造温泉)のタグ付き活松葉蟹の「蟹すき鍋」】
界 出雲で登場するのは、山陰の冬の味覚の王様とい われる松葉蟹を使用した「蟹すき鍋」(写真トップ)。
山陰沖で採れる成長した雄のずわい蟹の ことを「松葉蟹」と呼び、身に濃厚な旨 み・上品な甘みがあり、繊維が柔らかく、 プルプルした触感が特徴です。そのなかで も、見た目や身入りの状態を確認する厳し い品質管理をクリアした「タグ付き松葉蟹」が使われます。
鍋は石見地方で作られる石州瓦(せき しゅうがわら)でできた特注品です。出汁 は宍道湖(しんじこ)の名産であるシジミ で取り、冬の野菜と一緒に味わうことができます。〆は雑炊にして、最後の一滴まで松葉蟹を堪能できます 。
■期間:2018年11月7日~2019年3月10日
■料金:1泊2食付49,000円~ ■予約:5日前までに「タグ付き活松葉蟹づくし会席」が食事に含まれるプランにて申し込み
界 出雲 https://kai-ryokan.jp/izumo/
【界 加賀(石川県・山代温泉)タグ付き活ずわい蟹の「蟹すき鍋」】
界 加賀では、タグ付き活ずわい蟹を使用した「蟹すき鍋」が登場。昆布ダシに活蟹の脚や抱き身をくぐらせ、白菜や春菊など冬の野菜と共に味わえる一品です。〆には蟹の旨みを味わえる雑炊が楽 しめます。
■期間:2018年11月7日~2019年3月10日 ■料金:1泊2食付52,000円~ ■予約:5日前までに「タグ付き活ずわい蟹づくし会席“極み”」が食事 に含まれるプランにて申し込み
界 加賀 https://kai-ryokan.jp/kaga/
【界 遠州(静岡県・舘山寺温泉)とらふぐのちり鍋「てっちり」】
界 遠州では、とらふぐを味わう「てっちり」の提供が始まっています。てっちりという言葉は、ふぐ食禁止令が 出された江戸時代に隠語として生まれました。強烈 な毒をもっており、それにあたると死んでしまうこ とから、ふぐは「鉄砲」とも呼ばれ、それを「ちり 鍋」で食べることに由来します。
とらふぐは、ふぐのなかでも最高級と言われ、白 身は高タンパク・低脂肪で、皮はコラーゲンが豊富と、健康や美容に最適な食材です。湯に通すことで、 とらふぐの豊かな味わいが引き立てられる、贅沢な 一品です。
■期間:2018年10月5日~2019年3月15日 ■料金:1泊2食付36,100円~ ■予約:5日前までに「ふぐづくし会席」が食事に 含まれるプランにて申し込み
*料金は3施設とも2名1室利用時の1名料金、サービス料、消費税、入湯税込です。*一部提供除外日があります。