窓から見える銀座数寄屋橋交差点の眺めがなければ、ここはイタリア?と思える優雅な「サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店」。イタリアフィレンツェ本店は創業1914年、東京店も創業1981年という名門。昨年に秋に移転新装で有楽町・銀座駅にほど近い「ヒューリックスクエア」の3階に開業したばかりです。
https://wlifejapan.com/2018/10/31/sabatini/
ランチ(前菜+パスタ類とそれにメインがつく2コースとアラカルト)、アフタヌーンメニュー(前菜やスープからデザートまで8品がスモールポーションで出てくる午後1時半からのメニュー)、ディナーメニュー(アラカルトとコース)とそれぞれの時間やシチュエーションによっていろいろな楽しみかたができます。
今回は、ヘルシーランチということで、ランチ時にアラカルトから旬の「ホワイトアスパラのミモザ風サラダ」を含むサラダ3品とパスタ1品をシェアしていただくという趣向。厳選された食材を洗練の味で仕上げたアラカルトは前菜でも1品1品は3,000円以上しますが、こうして好きに選んでグループでシェアすればいろいろ楽しめて量もちょうどよくヘルシー。お願いすればちゃんと人数分で分けてお皿に盛ってくれます。
「海の幸とスペルト小麦のサラダ仕立て」(3,200円:価格は税込み・サ別)。ぶりぶりの海老やタコ、帆立貝に歯触りのよい野菜が色美しくからんでいます。スペルト小麦は、イタリアから輸入された古代穀物で赤カブやアスパラガスと一緒に魚介のスープでまとめられています。
「2色のカプレーゼ ブッラータチーズとオーブンでじっくり焼き上げたトマトのサラダ ドライフルーツを添えて水牛のモッツァレッラチーズとフルーツトマトのサラダ」(3,500円)これは調理法を変えた甘くておいしい極上のトマトにそれぞれぴったりのチーズを合わせて2通りのサラダに仕上げた一皿。究極のフレッシュチーズと言われるとろりとしたブッラータチーズに、ドライフルーツの甘みと焼きあげたトマトのコクがマッチします。両方ともトマトとチーズのシンプルな組み合わせなのに個性がこんなに違うとは!
そしてお楽しみの「ホワイトアスパラのミモザ風サラダ」(3,200円)と「野菜たっぷりトマトソースの希少パスタ グラニャーノのエリコイダーリ」(3,000円)。アスパラもイタリアからの取り寄せ。じんわりと野菜の甘さが口中に広がります。パスタもトマト、アスパラ。ズッキーニ、2色のパプリカなど野菜がたっぷり。トマトソースも軽くてヘルシーランチの締めくくりにふさわしい感じです。
ここでイタリアの白ワインで有名なフリウリ-ヴェネツィア・ジュリア州のDOCでミラノで醸造しているBELADEのソーヴィニヨンブランをグラスで(1,600円)。格のあるレストランながら、みんなで料理を取り分けしてワインもグラスでとこんな気軽な楽しみ方もできるのが新鮮でした。
ホワイトアスパラは、これからが旬で5月ぐらいまで。春はまだですが、野菜をじっくり味わうヘルシーなランチを楽しむのに今はぴったりのシーズンです。
サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目2−3 電話:03-6263-9390
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Text / W LIFE編集部