「仕事をするには職場近くがいいけど（都心や街中の方が多いですよね）、やっぱり自然に囲まれてのびのび暮らせるところにも住みたい！」って、誰もが持っている願望ではないでしょうか？しかし、別荘なんて持てないし（維持管理もたいへん）…と思っていたら、月額４万円からの定額制で全国住み放題の多拠点コリビング（co-living )サービスがスタート！まさにW LIFEにぴったりなトピックスです。

「登録拠点ならどこでも定額で住み放題」の家、そんな魔法の扉を開けた会社は「株式会社アドレス」　。

サービスは、2019年4月から11拠点でスタート予定で、法人会員とクラウドファンディングを利用した優先会員の募集をすでに開始しています。

2019 年２月18日に開催された戦略発表会では、その趣旨や意義も発表されました。住み手の多住による自由なライフスタイルの実現と、短期的な観光ではなく住むことで地方における消費・地域活動を通した地域の価値を高めることにもつながります。つまり都心部と地方の人口をシェアするというシェリングエコノミーの最前線ともいえます。

光熱費、Wi-Fi、共有の家具やアメニティの利用、共有スペースの清掃も含めて月額4万円からという低価格の秘密は「各拠点は個室を確保しつつも、シェアハウスのようにリビング・キッチンなどを共有。空き家や別荘を活用することでコストを抑えながら、リノベーションによる快適な空間を提供します」とのこと。

2019年4月からの11拠点には、神奈川県鎌倉市や千葉県南房総市など首都圏からちょっと足を伸ばしていけるところから徳島県や鳥取県など遠方、そして都心の渋谷区や品川区とバラエティに富んでいます。拠点を提供するオーナー側には、相続したけど空き家ままだったり、なかなか固定住居で使いづらいという物件を活かせるというメリットも。物件調達には、株式会社カチタスのような不動産会社が入るほか、泊り邦題パートナーとして一般社団法人ハンモサーフィン協会（19拠点、月4.5万円）やNPO法人芸術家の村Little Japan（20拠点、月５万円）も参画。

家具（コアラマットレスがベッドを提供）やアメニティ（松山油脂がLEAF&BOTANICS提供）などのコラボレーションも。その他、地方公共団体として滋賀県大津市が、モビリティパートナーとしてANAが名乗りを上げています。

また、拠点には家守というエリアと住民を繋ぐ人を置いて、会員同士や地域住民との交流の機会も提供し、会員は様々な地域でコミュニティに出会えます。

新たな住み方は新たな人生の始まりになるかも。シェアリングの可能性はどんどん広がっています。

■料金体系の概要
年会員　：480,000円（40,000円 / 月）
月会員　：50,000円 / 月
法人会員：80,000円 / 月〜　同時利用不可。１カウントを企業内で共有利用
利用制限：1個室の連続予約は1週間まで
一度にできる予約の上限日数は14日間
補足事項：一部地域物件は光熱費別途
表示価格は予定であり変更の可能性があります。

■Makuakeクラウドファンディングを利用したADDress優先会員募集について

・目標金額：2,000,000円
・期間　　：2019年2月18日〜2019年3月19日
・URL　　：https://www.makuake.com/project/address

■株式会社アドレス　http://address.love/

Text /  W LIFE編集部