都心のど真ん中 千代田区の閉校校舎でアートマーケットを体験する!

3月初旬の東京は、「アートフェア東京(有楽町)」が開催されるのをはじめ東京のアートマーケットが賑やかになる期間です。我が家に自分のお気に入りのアートを購入するいい機会かも。と、いってもアートを買うってちょっと敷居が高い?

のぞいてみたいのが、アーツ千代田 3331の全館で開催される大規模なアートフェア「3331 ART FAIR 2019」。新進気鋭のアーティストを中心に、日本の現代美術の歴史を作ってきた巨匠のミュージアムピースの作品までが揃います。

遠藤麻衣 La Toilette(2017) 2017年, single channel video Photo by Takashi Fujikawa
作家名:高山登 作品名:地下動物園-SB1979—2018   制作年:1979-2018 撮影:高山登 ©Noboru Takayama  

会場となる「3331 Arts Chiyoda」は、千代田区の文化芸術の拠点施設として、旧練成中学校を整備し、2010年にオープンした民営のアートセンター。地下1階、地上3階の館内には、アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居しています。

豪華な作家推薦者の選定のもと、もの派の重鎮から木村伊兵衛賞も受賞した写真家の作品展示・販売、これからの活動が嘱望される若手作家の展示をはじめ、国内外のギャラリーや大学・オルタナティブスペースが24団体出展するなど、フロアごとに様々な切り口でのアートフェアが楽しめます。
初日には、俳優としても活躍されるダンサーの田中泯さんの踊りも。

また、コレクターだけでなくアート初心者の方も楽しめる仕掛けもあるのが、初心者にもうれしいところ。

3331ご近所のお店が集まるフードマーケットや、アートブックのフェア、更にはワークショップや家族向けのツアーなど、「アートフェア」という定石を越えた、アートフェアの進化形という感じです。

3331 ART FAIR 2019

会期:2019年3月6日(水)〜10日(日)

料金:一般 1,500円(入場券のみ)1,700円(ガイドブック付入場券)

https://artfair.3331.jp/

3331 ART FAIR 2019のサテライト会場の一つは、上野に2018年11月1日に出来たばかりのスタイリッシュなホテル「NOHGA HOTEL ノーガホテル」。

JR「上野」駅の浅草口から徒歩5分、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅 だと徒歩3分という立地に立つモダンヨーロッパを感じさせる雰囲気のホテルですが、「地域と深くつながること。そこから生まれる素敵な経験を大切にしている」とのこと。

館内には珍しい地元の家紋作家によるアートワークが飾られていたり、グラスやカトラリーも地元作家や工房、工場にオリジナル制作してもらったり。

NOHGA HOTEL ノーガホテル https://nohgahotel.com/ueno/

アートを介して、閉校となった学校が蘇り、人・地域の流れを作るのは素晴らしいことですね。

Text /W LIFE 編集部

 

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