”60点女子”で来たから今がある このタイトルが気になったら未来のために読むべき本

「60点女子最強論」〜しなやかな生き方で豊かな人生を目指す〜』は2019年4月20日に出たばかりの新しい本。

著者である広野郁子氏は、株式会社アイ・キューブの代表取締役。アイ・キューブは、芦屋に本社を置くマーケティング会社。生活者と共に、マーケティング、コンセプト開発、商品企画、デザインなどヒット商品開発のサポートを行い年商1億円を超える企業の社長です。その年商を聞いたら

どこが60点女子?」と思われるかもしれません。しかも会社設立の2001年以来、赤字になったのは1期だけ。

しかし、このタイトルが気になったら、まず本書を手にとって「まえがき」を読んでみてください。

広野さんが会社を起こした時、38歳、娘は小学生で、旦那様と別居中(のちに離婚)のシングルマザー。

いったいそこからどうやって現在にいたったか ?! そこには「60点女子が最強だ」と見いだす過程があります。

広野さんは、自らを60点女子と同義のカメと称することが多かったとか。しかし、そこから飛躍した秘密の一つは

ビジネス母性」だったのだそう。

本書の最初の方は、歩みゆっくりで「私もあるある」という話がいっぱい。しかし、それがだんだん花開いていく過程には、「ビジネス母性」のベースとなるワクワクするようなキーワードがたくさん出てきます。「傾聴女子」「ノームコア(究極の普通)」「専業主婦からの」etc.

そして、後半はあますところなく「ビジネス母性」を開花させる秘密が盛り込まれています。さらに、広野氏の話だけではなく、起業から共に歩んだ5人の「60点女子」の専業主婦脱出ストーリーが入っているのも参考になります。

なんといっても本書全体に「60点女子」を開花させるべく応援したいという著者の愛情があふれている感じがします。そこに筆者の成功に秘密があるように思いますが、これからの豊かな人生を目指そうというのなら、男女を問わず耳を傾けるべきヒントが満載の1冊です。

『60点女子最強論」〜しなやかな生き方で豊かな人生を目指す〜』合同フォレスト 本体1,500円+税

Text /W LIFE編集部

 

 

 

 

 

 

 

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