ユーロでも支払いができる?! 行きつけにしたいイタリアンが新代田に 

疲れた時や、癒されたい時、何かいいことがあった時…。ふらっと顔を出せる「行きつけのお店」って、ちょっと憧れませんか? お料理はもちろん、お店の人との会話も味わいにいけるようなくつろげる場所。そんな「サードプレイス」にぴったりのお店が京王井の頭線の新代田に最近できました。

その名も「Daitalia(ダイタリア)」。シャレがきいている店名や新代田という場所柄の通り、とても親しみやすい一軒家のイタリアンレストランです。お店は16時からオープンするので、「ちょっと一杯」だけのカフェ利用もできます。エスプレッソは日本円では200円ですが、ユーロコインの1.5ユーロで支払ってもいいというのがなんともお洒落。

2019年3月にオープンしたばかりにもかかわらず、なんとシンガポールから毎月来るお客さんもいるという人気とか。シェフ自らが豊洲市場で仕入れてくるこだわりの食材、間近で調理風景の一部始終を見ることができるカウンター、できたての美味しくて家庭的な料理、気さくなシェフとのコミュニケーションなど「何度も通いたくなる」店というのになるほどと納得。

「地域のコミュニティを大事にしたい」という思いで、お店をオープンしたオーナーシェフ・佐藤大介さん。なんと、プロのサッカー選手を引退後に、一念発起し料理の道へ。イタリアの地方を転々としながら、サッカーを媒介にした人間関係を構築し、トラットリアのキッチンを渡り歩いて、イタリア郷土料理の腕を磨いたという異色のキャリアの持ち主です。

帰国後、中目黒や永福町、恵比寿などでイタリアンのプロデュースに従事し、ついに地元である世田谷区羽根木に開業。オリジナリティあふれながらも、食材そのものの美味しさを生かした飾らない料理は、色々なお店のスタイルをいいとこ取りして吸収してきたシェフの経験の賜物です。その場で好みを話しながら、お料理をカスタマイズしてくれる距離の近さも人気の理由の一つとなっています。

今回いただいたのは4,200円のコース。実際、食べてみたら痛感しますが、これで4,200円はコスパが良すぎてびっくりのクオリティとボリュームです。コースの内容は以下のとおり。

1.目の前でハムを次々に削って出してくれる「プロシュットとサラミたち」

2.鮮度抜群の「グリーンアスパラガス、アンチョビバターソース」

3.お皿から溢れんばかりの香ばしい「玉ねぎのブレット」

4.旬な具材同士が美味しさを引き立ってあっている「水蛸、ドライトマト、オリーブ、新玉葱のサラダ」

5.染み込んだ肉汁エキスが食欲をそそる「春のグリンピースとポルケッタの肉汁入りパッケリ」

6.肉厚でジューシーな豚バラの香草焼き「ポルケッタ」

7.フローズンベリーやフルーツがたっぷりのドルチェ「セミフレッドとティラミス」

 

さらに、全席がカウンターの目の前で香りや音など五感で食欲を刺激してくる「シェフズ・テーブル」形式。ちょっと足を延ばして行ってみたら、通いたくなってしまいました。

 

DAITALIA ダイタリア

住所:〒156-0042 東京都世田谷区羽根木 1-4-18

電話:03-6379-2018

https://www.daita-lia.com/

Text/W LIFE編集部

 

 

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