日本食材をフレンチで! 秋が楽しみな【フランス レストランウィーク】

今年9年目を迎える「フランス レストランウィーク」。フランス料理をもっと気軽に楽しんでほしいと始まったグルメイベントです。今年の日程は9月20日〜10月6日の17日間。全国650店以上のフレンチレストランが参加して、ランチ・ディナーとも2500円・5000円・8000円の特別コースを提供します。通常だとこの価格帯のコースが用意されていないお店もあり、有名店でお得にお食事ができるチャンスです。

先日行われた今年のイベントについての記者発表会に出席してきました。今回のテーマは「トレ・ボン!日本のテロワール」。「テロワール」とは、ワインの表現でよく使われる言葉で、ブドウが育つ場所・土壌・気候の特徴を指す言葉。フランス料理といえば、フォアグラや鴨などフランス産の食材を使うことが中心。でもここは日本。南北に長い国土は、四季折々の自然、山の幸も海の幸も豊富な国。バリエーションに富む日本食材をもっと多く取り入れたフレンチを味わってみましょうということが今年のテーマです。

会場はフランス大使館。フランス料理の美味しさ・美しさを知って欲しいとフランス政府も後押ししていることがわかります。会場の壇上には15名の今年の「フォーカスシェフ」が。北海道から沖縄・宮古島まで、特に注目して欲しい若手シェフたちです。女性シェフも2名おられました。お二方とも小柄で可憐な雰囲気、どんなお料理を作られるのかなあと興味津々。

ほとんどの方が海外での修行経験があり実力は十分。また現在お住まいの地域で採れる素材を生かしたお料理を心がけておられていました。それぞれ一言ずつご挨拶をされたのですが、「知っている人が生産した食材をテーブルへ」「フランス料理では使わない、日本ならではの食材を取り入れたい」「食べる前から美味しさが伝わるお料理を心がけています」等々、意欲的です。15人のフォーカスシェフのお料理を食べに行くために旅行をするという、素敵な計画が立てられそうです。

その後のレセプション会場では、フォーカスシェフがこの日のために作り上げたフィンガーフードを提供していました。ジュー ドゥ マルシェ(東京)の榎本シェフによる「フォアグラのマカロン ほうじ茶の香り 甘夏のコンフィチュール」、オー グー ドゥ ジュール メルヴェイユ 博多の小岸シェフによる「有明海の海の幸のコンソメジュレ、九州野菜とハーブ、野草、花添え」など、確かにフレンチの調理法ですが、日本特有の素材を使った一品です。レストランにお伺いして、コースで味わってみたい気持ちが高まりました。

フランス レストランウィークはまだ少し先ですが、その前に5000円分のご招待チケットが当たるキャンペーンが7月1日から始まります。

参加方法は簡単。フランスレストランウィーク公式Instagramアカウント「@france_restaurant_week」をフォロー。国内のフレンチレストランで撮った写真をハッシュタグ「#フランスレストランウィーク行きたい」をつけてお店の位置情報とともにアップするだけ。ただでさえお得な価格でのコースの提供なのに、もしご招待チケットが当たったらさらに嬉しいですよね!

実は、私はフランスレストランウィークまで待ちきれず、15名のフォーカスシェフのお一人、都内のお店にさっそくですが予約を入れてしまいました。どんなお料理が出てくるか楽しみです。またご報告できる機会があるといいのですが!

ダイナースクラブ フランス レストランウィーク 2019 https://francerestaurantweek.com/

Text/トラベルアクティビスト真里

世界中、好奇心を刺激する国々を駆け巡るトラベルアクディビスト。外資系金融機関に勤務の後、1年の3分の1は旅をする生活へ。ジョージア、バルト3国はじめ訪れた国は50カ国以上。日本中も巡り、行った先で出会った人、風景、食etc. 旅の醍醐味をレポートします。

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