2019年7月4日(木)に東京・赤坂にオープンした工芸ギャラリー「HULS Gallery Tokyo」は、元がエレクトロクスの商社だった日本の会社が、新規事業としてシンガポールでオープンしたHULS Gallery Singaporeが1号店。日本でも日本の美を紹介するギャラリーをということで、この度、2号店を日本でオープンしたもの。


日本の伝統技法を生かした日本の工芸品の数々がモダンさを感じるのは、デザインがタイムレスなせいかも。

こちらのどれも美しい土瓶は23,000円、宝瓶と呼ばれる急須は10,000円。手が届く工芸品です。
元々は、新規事業として工芸メーカーのウェブサイト制作などを手がけるうちに、海外への進出を手伝うようになり、最初にオープンしたのがシンガポールで2017年のことでした。
アジアの経済ハブとして世界中から人が集まるシンガポールで、若手の作品や地方でまだ知られていない実力派の工芸品を紹介し好評を博しました。今後、オリンピック・パラリンピックやエキスポなど世界から人の集まる機会が増える日本でも注目を浴びそう。


日本へはお里帰りのギャラリーと言えばよいのでしょうか。日本人の目から見ても、実用的でありながら洗練されたデザインの工芸品はとても新鮮。1万円以下のお手頃な作品もあって、しかも実用的というのが工芸品のよさ。ぜひ、目利きが揃えた工芸品の数々を実際にのぞいてみて。
HULS Gallery Tokyo https://www.huls.co.jp
東京都港区赤坂6-4-10 赤坂ZENビル2F
Tel 03-6280-8387
Text /W LIFE編集部