すべすべした優雅なしなやかさが美しいシルク。“絹の肌”は美肌の形容詞でもあります。シルクは、蚕を護っている繭から生み出される繊維ですが、繭は年月がたっても黄ばみません。写真のプラスチックの箱に入った繭は、数年以上たったものなのですが、確かに真っ白。繭の外側を覆い、紫外線や感染、乾燥や酸化などから守っているタンパク質「セリシン」。このお陰で繭も黄ばみがないわけです。
シルクの名産地福井では、この繭から生み出された絹を織物にする際に水洗いする“精練業”という伝統技術があります。絹を水洗いする“精練”の過程でセリシンは水に溶け出します。このセリシンのお陰で水仕事に携わる絹職人の手は驚くほど白くてきれい！この写真は50代の男性職人の手だそう。
明治22年から精練を営み、社名にもしている福井の企業「セーレン」は、早くから貴重なセリシンの再資源化技術に取り組み、不純物を取り除き、浸透力を高めたピュアセリシン™を独自の技術で抽出することに成功。繭の力を活かして生み出したのが高機能スキンケアの「コモエース」を展開しています。
ロングセラーの「コモエース PSリキッド」は、ピュアセリシン™を凝縮した原液美容液。スポイドで手のひらにとって、化粧水の後のお肌になじませます。その滑らかな広がり、すーとなじんで、ツヤや張りの心地よさをすぐに感じるのにも驚き。さらっとしていながら、浸透力の優れたピュアセリシン™の威力を感じます。保湿、美白、代謝促進、活性保護と成分の働きがエイジングケアをカバー。
「コモエースPSリキッド」（20ml） 8,000円税別
こちらの「コモエース ピュアセリシン ラメラエッセンス」は、ピュアセリシン™が肌の保湿成分と類似していることに注目。しっとり肌に必須の水分と油分がミルフィーユのように規則正しく並んだ層状の「ラメラ構造」にピュアセリシンと天然成分でラメラ構造を形成した「ピュアセリシンラメラ®」をたっぷり配合しています。ほんのりバラの香りがして、ちょっととろみがあるのですが、肌にのせると広がってしっとり潤うのが実感できます。
「コモエース ピュアセリシン ラメラエッセンス」（30ml）5,000円（税別）と謝写真のようにコンパクトな大きさで、ポーチに入れてさっと使える10ml 2,000（税別）も。
今ぴったりなのが、蚕を紫外線や乾燥から守るピュアセリシン™が日焼けや大気汚染から肌をガードしてくれる「コモエース コクーンモイスチュア UVプロテクション」。SPF50＋、PA＋＋＋＋ながら、つけ心地が軽く、広がって白浮きもしません。
ピュアセリシン™のほかに、バリア機能を高めるオウゴン根エキスやワサビノキ種子エキスなどのほか潤い肌を保つ成分もいろいろプラス。一方でパラペン、アルコール、鉱物油、合成香料・着色料は含みません。顔・ボディとも使えて、ウォータープルーフですがふだんの洗浄料で洗い流せるという優れもの。
コモエース コクーンモイスチュア UVプロテクション 50ml 2,400円（税別）
福井の伝統品シルクの生産技術が今に生かされているコモエース。すべて、すーっと広がる肌なじみと保湿感のよさが第一印象。繭の力はたいしたものです。
Text / W LIFE編集部