京LIFE:千年の都 京都の玄関口で多様な“和”紅茶を楽しみませんか?

JR京都駅中央口から徒歩2分。京都タワーの斜め前という立地に2019年にオープンした「THE THOUSAND KYOTO」は、京阪グループのフラッグシップホテルとあって、とても贅沢で、しかも京都らしさを大切にした和のおもてなし空間が特徴です。

駅前の喧噪を離れ、落ち着いた時間を持ちたかったので、このホテルの2Fにあるカフェ&バー「TEA & BAR」をぶらりと訪れました。

まるで時をワープするような感覚になる木組の路地

ホテルのエントランスはとても京都らしく細い路地がお出迎え。路地を通り抜けたその先には、吹き抜けの大空間が広がります。

大空間には京町家を思わせる格子とゆるやかな大階段が。

緑が美しい「TEA & BAR」

 大階段を昇った所には「TEA & BAR」あります。早速、心地よい木のぬくもりと差し込む柔らかな光が心を落ち着かせてくれます。

京都府和束町産の和紅茶。

 今回、私がオーダーしたのは、いま力を入れているメニューのひとつだという「和紅茶」。こちらのオリジナルティーです。

 日本産の紅茶は生産量ではインドやスリランカには到底かないませんが、一度、飲んで見て下さい!日本茶と同じ茶葉で作られているとは思えないほどの体験が出来ますよ! 私がいただいた和束産のオリジナル和紅茶は、甘い香りで旨みが強く渋みが少なく、甘い物がなくても、そのままお茶だけでもとても味わい深く、大変楽しいものでした。何でも和束町の煎茶師さんが特別にブレンドしたものだそうで、さすが茶所の茶葉を知り尽くした方がセレクトした一杯だなぁと嬉しくなりました。

甘酒を使ったかりんとうも添えて・・・。

一緒に甘酒を使ったかりんとうもサービスでいただきました。

和紅茶の味を邪魔しない、とても控えめな甘さでこれまた美味しい逸品でした。

こちらでは、京都だけでなく、奈良や静岡、鹿児島など各地の和紅茶も楽しめます。和紅茶はたっぷりのポットサービスのため、3杯も楽しめます。

「TEA & BAR」は外の緑を眺めながら、またカウンターで店員さんがお茶を淹れる美しい所作を眺めながら、ゆったりソファーでなど、色んな空間を楽しめます。

 緊急事態宣言が解除され、桜の季節が待ち遠しい京都。

 店内はアクリル板や消毒液、十分な距離、そしてマスクカバーなど様々な感染対策を行っておられます。

 京都にいらした時は、ぜひ、お立ち寄りくださいね!

カフェ&バー「TEA & BAR」 ホテル「THE THOUSAND KYOTO」2F

https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/restaurants/teabar/

※コロナ禍のため、営業時間などは最新の情報をご確認下さい

Text /倉松知さと

関西在住。キャスター、歴史番組制作、京都情報ポッドキャスト制作などを担当後、京都・歴史ライターへ転向。

歴史ガイドブック『本当は怖い京都の話』(彩図社)ほか、雑誌や児童書でも執筆中。京都新聞では医療記事も担当。

京都、歴史ジャンルでのラジオ、テレビ出演、講演なども。日本旅行作家協会会員。

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