ホテル内にアート400点、美術館に泊まるようなホテルで注目の長坂真護作品に出会う

大江戸線、ゆりかもめ「汐留」駅から徒歩1分。汐留メディアタワーの25階から34階を占める270室の「パークホテル東京」は、まるで泊まれる美術館。ビルの1階にあるフロア表示からして、各階がCorridor Gallery と表示されていて、エキシビジョン名が入ってます。館内のアート作品は、400点に上るとか。そのほとんどを購入できるというまさにギャラリーなホテルでもあります。

まず、25階アトリウムには、エレベータホールにどどーんと大作。アトリウムは、都内最大級の吹き抜けなっていて様々に日本の四季を表現する展示会Art colours が催されています。夕方になれば出展作品は展示期間中に映像作品として30mもの高さの壁面に映し出されます。

全270室中、33室はアーティストルームで、部屋ごと作品!2022年2月1日にリリースされたこちらの「アーティストルーム 草花」は、画家・沼野 伸子(ぬまの のぶこ)さんが客室の壁や天井に直接絵を描いており、部屋そのものが世界に一つしかないアート作品になっています。



また、34階のCorridor Galleryでは、「サスティナブル・キャピタリズム」で貧困問題と環境問題を解決するために活動する注目の美術家・長坂真護の作品展「Still A Black Star」2022年3月16日まで開催されています。ガーナのスラム街・アグボグブロシーに先進 国が投棄した電子廃棄物を再利用して制作した作品は今や世界も注目。また日本画材を用いた満月の作品等も展示。

「アーティスト 草花」リリース記念として、3月14日まで、宿泊かレストランを使用したゲストは、10時〜17時まで自由に館内のアート展示を見て回れるアートウォークを開催中。日替わりでオープンされているアーティストルーム3室も見学できます。参加者特典として、アーティストイラスト入りのオリジナルトートバッグプレゼントも!

季節展示をイメージしたカクテルやお料理が、25階のバーやレストランで提供されるのもなかなか面白い趣向。この25階のピクチャーウィンドウからは、東京タワーと天気がよければ富士山が同時に見えることも!

都心にこんな刺激的なアートホテルがあったのね!と驚かされるホテルです。
25階で開催の「一陽来復展」は、ロビー階なので一般の方でもご覧になれます。ぜひ一度訪れてみては。

パークホテル東京 https://parkhoteltokyo.com/


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