2022年4月27日に開業2周年を迎えた東京・竹芝のラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション(以下メズム東京)」。ゲストを“メズムライズ(魅了する)”するホテルは、ロビーからの絶景、東京の“今”を感じる遊び心ある客室、サービスやコンテンツにいつもワクワクさせられます。名画をモチーフにしたアフタヌーンティー・エキシビジョン(6月30日までの平日はクロード・モネの『パラソル』https://wlifejapan.com/2022/03/05/mesm-aft-monet/ )など、いつもアイデアに溢れた世界観の再現には驚かされます。
今、ホテル16階のフレンチレストラン「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」 で、9月30日(金)の期間限定で提供されているランチ&ディナープログラム『The Wonderful Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)』も、世界中の人々に愛され続ける名作の世界観が独創的に表現されていて驚き!物語の前半をランチで、後半をディナーで再現し、ランチとディナーを合わせると一つの物語が完成する構成です。ジュディ・ガーランド主演映画の色鮮やかな魔法の国の情景やユニークなキャラクターたちを彷彿とさせる一皿一皿が本当に楽しく、美味しく、不思議な世界を旅する気分!体験してきましたランチのプログラムをご紹介します。
ランチでは、デザートを含む5品のコースで、ドロシーとトトが竜巻でカンザスの農場の家ごと飛ばされてから、試練を乗り越えてエメラルドの都にたどり着くまでの様々な場面が再現されます。まず、アミューズ・ブッシュの「The Cyclone –竜巻–」では、ふわふわのヨーグルトのエスプーマの雲で包まれているのは、肉厚のトラウトサーモンと、季節のフルーツ、プチプチとした食感のクスクスやデュラム小麦を使用 したサラダ。そこから巻き上がる竜巻の装飾が場面そのもの。
オードブル「The Council with the Munchkins –マンチキンたちとの話しあい–」は、柔らかく焼き上げた穴子や、茄子のマリネ、茄子のムースに季節の野菜を盛り付け、ターメリックで色付けしたパンが、エメラ ルドの都へと続く黄色いレンガ道を表しています。もうここまでで、ドロシーや登場してくる個性的なキャラクター達、虹の彼方への曲などを次々に思い出されて、盛り上がります。
メインは魚料理と肉料理が選べます。
左の魚料理「The Road Through the Forest –森の中の道–」は、アサリなどの魚介のすり身をつるんとした食感の生地で包み「カカシの頭部」を、光沢のある皮目 がブリキのような鯛をふっくらと焼き上げて「ブリキのきこり」を、たてがみのような見た目で弾力のあ るヤマブシタケのフリットで「ライオン」を表現。
右の肉料理「The Deadly Poppy Field –おそろしいケシの野–」は、外側はハシバミのクランブルでカリッと、中はやわらかくジューシーに仕上げた氷室熟成豚に、コク のあるヘーゼルナッツ風味のソースや素材の旨味を生かした季節の野菜を添え、さらに真っ赤なトマトパウダーと黒ニンニクのピューレでドロシーたちが 迷い込んだケシの野を再現しています。
そして、デザートは「The Emerald City of Oz –すばらしいエメラルドの都」。
ふわふわと軽い口当たりの 青リンゴのムース、サクサクのピスタチオのサブレ、ハーブのリキュールであるシャルトリューズを使用 したムースリーヌが層になったデザートを、美しい色合いの飴細工や、ルッコラ、キウイで華やかに 装飾し、辺り一面鮮やかな緑色の印象的なエメラルドの都を表現した一皿です。
ディナーでは、悪い魔女との出会いや戦い、偉大なペテン師の魔術などいろんな冒険を経て、ドロシーがなつかしい我が家に帰り着くまでが、これまた驚きのお料理の数々で表現されます。ぜひ、この世界観の再現を味わってみてください。
『The Wonderful Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)』ランチ&ディナープログラム
【提供期間】2022年4月25日(月)~9月30日(金)
【提供場所】16階 レストラン「シェフズ・シアター」
【営業時間】ランチ 11:30~15:00 (L.O. 14:00) / ディナー 17:00~23:00 (L.O. 22:00) 最新の営業時間につきましては、ホテル公式ウェブサイトをご確認ください。
【コース料理料金】ランチ:6,100 円 / ディナー:12,700 円 メインディッシュのお肉は、黒毛和牛ロース肉または黒毛和牛ヒレ肉にアップグレードできます。(別途追加料金が発生します。)
【ペアリング料金】ランチ: ワイン(3 杯)4,000 円 / モクテル(3 杯)2,500 円
ディナー: ワイン(5 杯)8,000 円 / モクテル(4 杯)3,000 円
予約 https://www.mesm.jp/restaurant/chefs_theatre.html 電話: 03-5777-1111(代表)
メズム東京、オートグラフ コレクション https://www.mesm.jp/
Text / W LIFE編集部