昨年に続き、今年も「フランスパティスリーウィーク 2022」の開催が決定!発表会へ伺いました。
昨年は東京圏のみでの開催でしたが、今年は札幌・仙台・横浜・名古屋・ 京都・大阪・神戸・福岡などの都市でも楽しめるようになりました。
期間は7月1日(金)から31日(日)まで開催されます。https://francepatisserieweek.com/
「フランス パティスリーウィーク 2022」は今年11周年を迎える日本最大級のレストランイベント 「フランス レストランウィーク」の姉妹イベントとして2021年に誕生。
今年は163店が参加しています。
アドバイザーを務められるのは、フランス菓子研究家の大森由紀子氏(写真中央)。
今年の共通テーマは『ミルフィーユ』。
ミルフィーユ・・マキシム・ド・パリの苺のミルフィーユが真っ先に思い浮かぶのですが、そもそもミルフィーユとは?
形状や製法も様々なものがありますが、現代では3枚のフィユタージュ(feuilletage)又はパート・フィユテ(pâte feuilletée)と呼ばれるパイ生地にクレーム・パティシエール(crème pâtissière)というカスタードクリームをはさみ、表面に砂糖と水で作られるフォンダン(fondant)でアイシングがけされているものが基本とされているんだそうです。
「フランスパティスリーウィーク 2022」のプレス発表会では、パティシエ・シマの島田徹シェフとル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房のエグゼクティブ シェフ パティシエ アジアのジュリアン・キンスラーシェフによるミルフィーユのデモンストレーションを行われました。
パティシエ・シマの島田徹シェフは、レモンクリーム、マンゴー、プラリネノワゼット、そしてバニラのマスカロポーネクリームを組み合わせたミルフィーユを横に倒して提供しました。
軽やかな歯触りのアンベルセで、レモンとマスカルポーネのクリームが夏らしい爽やかなミルフィーユです。
Le Chocolat Alain Ducasse ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房のエグゼクティブ シェフ パティシエ アジアのジュリアン・キンスラーシェフは、ショコラ風味の生地に、パリのバスティーユにある本店でビーン・トゥー・バーにて製造した100%カカオと75%カカオのショコラのクリームとゆずのコンフィ、ショコラのプラックをはさんだミルフィーユを提供しました。
各パティシエがクラシックなミルフィーユのレシピや形からインスピレーションを得てオリジナルのミルフィーユを創作します。各パティシエの想いを体現した十人十色のミルフィーユが開催期間中だけ楽しめます。
今年は163店のミルフィーユの旅。
今から楽しみです。
参加店舗は、「トシ ヨロイヅカ」「モンサンクレール」「パティシエ シマ」「ベージュ アラン デュカス 東京」「ease」「アミティエ」他。初参加は「フランス菓子料理教室 Eiko Morita 鎌倉」「Régalez-Vous」「カズノリ イケダ 仙台」「シェ・シバタ 名古屋」など。
詳細は「フランス パティスリー ウィーク2022」 HPをご覧下さい。 https://francepatisserieweek.com/
Text /佐保田 香織
総合商社→流通コンサルタントを経て幼い頃から親しんだ和の世界へ。きものサロンを主宰し、着付けのマンツーマンレッスンや着物イベントを企画。着物で食べ歩きをするなかでフードアナリスト資格を取得し、フードアナリストとして商品開発やメニュー開発、メディアでの情報発信など食の分野でも活動している。