五感を魅了するホテル、お料理で楽しむ愛の物語”ロミオとジュリエット”

世界の名作のストーリーを表現したランチ・ディナープログラムに毎回驚かされる、竹芝のホテル『メズム東京、オートグラフ コレクション』2022年10月17日(月)~2023年2月28日(火)の期間限定で提供されるのは、あのロミオとジュリエット

14世紀のイタリア・ヴェローナを舞台とした、イングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる傑作戯曲『Romeo and Juliet(邦題:ロミオとジュリエット)で、舞台に映画にと何度も上演されている愛の名作です。特にレナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーが主演をつとめた映画は、1968年製作ながら、ニーノ・ロータによるテーマ曲は誰でも一度は聴いたことのある愛の名曲。そんな様々なロミオとジュリエットの音楽が流れるなか、物語の前半をランチで、後半をディナーで表現し、ランチとディナーを合わせると一つの物語が完成する構成で楽しむことができます。

ランチプログラムのレポートをお届けします。

≪アミューズブッシュ: Sad Hours.≫

まだジュリエットに出会う前のロミオの甘酸っぱい初恋を表現した一皿。ロマンティックなピンク色のムースはビーツ。周囲に添えられているのは酸味のきいたトマトのクーリ。中には、鶏のゼリー寄せが隠れています。崩すのがもったいないかわいさ。

≪前菜: Only Love, Only Hate.≫

キャピュレット家で開かれる仮面舞踏会でロミオとジュリエットが出会うシーンをイメージした一品。ベールのような春巻きの皮の下には、新鮮な真鯛やタコのマリネと鮮やかでみずみずしい季節の野菜が!

そして次のメインは魚と肉料理のどちらかを選びます

 ≪選べるメイン(魚料理): O… Romeo, Romeo!≫

こちらはメインの魚料理。月明かりの下で、ジュリエットが有名な「おお、ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?その家名を捨てて、私を愛すると宣言して」と語りかけるシーンをイメージ。魚は皮はパリッと身はふっくらと焼き上げられたホウボウ、月あかりを思わせる黄色のソースはニンジンと黄ピーマンをベースで。それに季節の野菜とズッキーニのピューレでバルコニーに絡まるツタを表現しています。


≪選べるメイン(肉料理): What’s in a Name?≫


肉料理も同じ場面で、ジュリエットがロミオへの想いをバラの花に例えて語る台詞から着想を得た一品。中にアンチョビとオリーブを詰めてローストした仔羊肉に、フォンドヴォーをベースとしたソースがかかっています。ロマンティックな薔薇の花は、甘酸っぱくキャラメリゼしたアンディーブ。

≪デザート: Love-Devouring Death.≫

修道士ロレンスを訪ね、神様の前で真実の愛を誓って、結婚式を挙げる二人。教会がローズマリー香る純白のメレンゲや可愛らしい装飾で表現されています。中には、白胡麻のパルフェにのせたヨーグルトとローズマリーのムース。ムースには真っ赤なカシスマーマレードが隠れていて、彼らのこれからの運命を予感させるものなのだとか。甘酸っぱい味わいと色味の表現が見事です。

一皿一皿に込められたストーリーが奥深く、音楽が流れるなかお皿を運ぶキャストのお料理と場面の説明を聞きながら盛り上がれます。

ディナーは、親友マキューシオが刺され、自制心を失ったロミオは怒りに任せてティボルトを殺害してしまうという劇的な場面から始まるそう。逃れられない宿命に翻弄された若い二人の純朴さと悲恋、永遠のテーマである「愛」と「死」を描いた最高傑作を存分に楽しめるコースになります。お料理同様にストーリー性に富む、ワインとモクテルのペアリングも用意されていますので、ぜひ合わせて楽しんで。

浜松町からは徒歩6分、竹芝駅からから徒歩3分。ロビー階から東京の水辺の眺望がいつも見事な「メズム東京、オートグラフ コレクション」、特別な時間が過ごせるプログラムです。

メズム東京、オートグラフ コレクションのレストラン「シェフズ・シアター」
『Romeo & Juliet(邦題:ロミオとジュリエット)』ランチ&ディナープログラムの概要

提供期間:2022年10月17日(月)~2023年2月28日(火)
コース料理料金:ランチ:6,400円 / ディナー:12,800円
メインディッシュのお肉は、黒毛和牛ロース肉または黒毛和牛ヒレ肉にアップグレードできます。(別途追加料金が発生します。)
ペアリング料金:ランチ:ワイン(3杯)4,000円 / モクテル(3杯)2,500円
ディナー:ワイン(5杯)8,000円 / モクテル(5杯)3,000円
※消費税・15%のサービス料込み

予約:https://www.mesm.jp/restaurant/chefs_theatre.html
電話:03-5777-1111(代表) / メール:reservation@mesm.jp

Text / W LIFE編集部

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