南米ニカラグアの活火山で育まれた、サステナブルな生産方法のラム酒を味わう

南米ニカラグアの活火山の麓に5世代続く歴史あるラム造りの名家があります。

ニカラグアで唯一ラムを生産している、130年余りもの歴史を持つ「フロール・デ・カーニャ」。

その昔、ニカラグアに渡ったアルフレッド・フランシスコ・ペラス・カネッサというイタリア人が、1890年に大規模なサトウキビ農園を開発し、サンクリストバル火山の麓、チチガルパに最初の蒸留所を作ったのが始まりだそうです。130年間全ての生産工程はペラス一族に受け継がれています。

地球環境に優しいサステナブルな生産方法にこだわり造り上げた、極上のラム “フロール・デ・カーニャ”。砂糖を一切使用せず、火山の麓の肥沃な土地で自然熟成され、100%再生可能エネルギーで蒸留する、極上かつナチュラルなラムです。

砂糖や人工的な添加物を一切使わず、高品質なバーボン・バレルを使用し自然な熟成を育む。グルテン・フリー、コーシャ(KOSHER)認証済。

200以上もの国際的な賞賛を受け、また世界で最も多くの賞を受賞したラムの一つである“フロール・デ・カーニャ”。その中でも最高位とされるのが、ロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで受賞したタイトル「グローバル・ラム・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」です。

テイスティングしたのは、「フロール・デ・カーニャ 4年」、「7年」、「12年」、「25年」、「エスプレッソ」の5種類。

中でもブランドを代表するエイジドラム 「フロール・デ・カーニャ 12年」が印象的でした。

原料のサトウキビ以外、砂糖や促進剤などの人工的な成分を使わず自然に熟成されたウルトラ・プレミアム・ラム。 琥珀色のフルボディー、複雑で豊かな味わい芳醇かつ滑らかな口当たり。蜂蜜とトーストナッツのアロマとバニラを想起させるエレガントな余韻。

1日の疲れを癒してくれるようなアロマ。

先日来日したブランドアンバサダー ミッチェル・J・タウンゼント氏

ミッチェル・J・タウンゼント氏が織りなすフロール・デ・カーニャを使ったカクテル3種が披露されました。

1)サウスサイド エクスチェンジ

フロール・デ・カーニャ12年をベースに柚子や紫蘇、和三盆でつくられたカクテル

大葉の香りが12年の豊かな味わいを際立たせていました。

2) ピーチ ドリームス

フロール・デ・カーニャ4年をベースにミッチェル氏が大好きだと言う桃を使ったカクテル。桃を煮詰めたシロップがライトボディの4年と好相性で口当たりよく女性にオススメのカクテル。

3)トウキョウ サワー

フロール・デ・カーニャ7年をベースに黒糖梅酒を合わせスモークしたシナモンが香ばしいカクテル。

フルボディーで滑らかな7年熟成のスーパープレミアム・ラムと梅酒・・自宅でも試してみたい飲み方です。

世界的に活躍されているミッチェル氏が提案するカクテルはおうち飲みでもトライできそうなもので、ラムの楽しさを教えてくれました。

ラム酒はモヒート等のカクテルとして飲んだり度数が高いので、洋菓子の風味づけに使うというイメージで正直よく分かっていなかったのですが、知れば知るほどそのスッキリとした味わいと豊かな香りの虜に。

低糖質で低カロリーなところも嬉しい。

日常を彩りを添えてくれるラムに出会えた気がします。

フロール・デ・カーニャ公式HP
https://flordecana.jp/

お問合せ
アイデイ商事株式会社
www.id-shoji.com

Text /佐保田 香織

総合商社→流通コンサルタントを経て幼い頃から親しんだ和の世界へ。きものサロンを主宰し、着付けのマンツーマンレッスンや着物イベントを企画。着物で食べ歩きをするなかでフードアナリスト資格を取得し、フードアナリストとして商品開発やメニュー開発、メディアでの情報発信など食の分野でも活動している。 

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