スタジオジブリの世界を満喫!自然と調和した「ジブリパーク」へ

『ビューティ de 開運』のSUISUIこと早乙女翠です。

日本旅行作家協会理事として旅による開運も推奨しています。

今回は、ファンタジーな世界に浸り、気分が上がる話題のスポットを紹介します。

スタジオジブリの名作の世界と現実が融合した「ジブリパーク」です。

11月1日、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)にオープンしました。

名古屋駅から地下鉄とリニモを乗り継いで約1時間。車なら同駅から約30分。2005年開催の愛知万博の跡地に5つのエリアが造られ、今回は「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つがオープン。「もののけの里」「魔女の谷」の整備も進行中で、それぞれ2023年秋、2024年春開業予定です。

メインゲートには、「天空の城ラピュタ」の世界のモデルとなった巨大なエレベーター塔がそびえたち、早くもジブリの世界へ誘われます。

ゲートのすぐそばが「青春の丘」で、読書好きの少女とバイオリン職人を目指す少年との青春を描いた作品「耳をすませば」に出てくる「アトリエ地球屋」が再現されています。

家具や小物まで作品に合うものが集められ、それらは全て本物。キッチンには実際に水道・電気・ガスが通るなど、まさに、作品の世界と現実が融合しています。

「アトリエ地球屋」入口近くには、「猫の恩返し」に登場する「バロン」の家がミニチュアサイズで建てられ、窓から中をのぞくことができます。

写真提供:河田雅史

メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」では、作品に登場するキャラクターやシーンを実際に見て、体験出来るのが魅力!

まるで一つの街のような造りで、美しいタイル装飾の階段がファンタジーなムードを盛り上げます。そのタイルをよく見ると「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」に登場する架空の妖精「ススワタリ(別名まっくろくろすけ)」が数カ所潜んでいるので、“隠れまっくろくろすけ”を探してみるのも楽しいですよ。

写真提供:河田雅史

天空の城ラピュタ」に登場する廃墟となった庭園で主の帰りを待つロボット兵のまわりには、本物の植物が植えられています。

千と千尋の神隠し」の湯婆婆の執務室では、千尋の契約書も見ることができます。

また、湯婆婆の大きく束ねられた髪の毛は1本1本植毛されたもの。細かいところまでこだわっています。

登場人物になりきり名場面の写真が撮れる「ジブリのなりきり名場面展」は大人気(展示数は13作品14コーナー)。「千と千尋の神隠し」では、海上を走る不思議な電車でカオナシとのツーショットが撮れます。

「どんどこ森」は、代表作「となりのトトロ」の里山風景がモチーフ。「サツキとメイの家」では昭和30年代の生活様式が体感できます。

昭和レトロな台所、押し入れには布団、タンスには洋服、引き出しにも当時を思い出させる小物などが収められ、見事な再現ぶりに感動!下駄箱から戸棚の引き出しまで、自由に開け閉めできるので、よりリアルさが伝わってきます。

裏山の山頂には、トトロの形をした巨大木製遊具「どんどこ堂」があり、小学生以下の子供は中に入って遊ぶことができます。

地形を生かして造られた自然と調和したジブリパーク。自分なりの楽しみ方を見つけながら、ジブリの世界を散歩してみてはいかが?気分が上がること請け合いです。

なんといっても広大なエリアなので、歩きやすい靴を履いて出かけましょう。

入場チケットなど詳しくはジブリパークHP参照 https://ghibli-park.jp/

Text /早乙女 翠 

「元気になれる占い」をモットーに、新聞、Webなどで占いメッセージを発信する開運アドバイザー。日本旅行作家協会会員として旅による開運も推奨。国内外のパワースポットを巡り、新聞、Webのコラム、講演会などで紹介している。温泉ソムリエ、観光おもてなしアドバイザー。愛称はSUISUI。

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