8月にはエルヴィス・ウィークも!歩いて回っても楽しかったメンフィスの街

エルヴィス・プレスリーのファンなら一度は行ってみたいテネシー州メンフィスにあるエルヴィスの邸宅「グレースランド」。毎年、「エルヴィス・ウィーク」なる大イベントが開催され、大画面に映されるエルヴィスと生バンドが共演する臨場感あふれる「エルヴィス:リターン トゥ ベガス ショー」(8月16日)はじめ、エルヴィスにトリヴュートするアーティストイベントなど、どっぷりエルヴィスに浸れるイベントだそう!

グレースランド の2階はエルヴィスのプライベートスペースでも今でも公開されていません。
プライベートジェット機が当時のままに展示されています。
プライベートジェットの内部。ゴールドの豪華な洗面台にびっくり。

そんなメンフィスを3月下旬、3泊4日で訪れました。何度目かのメンフィスなのですが、「グレースランド」 でも初めてエルヴィスのプライベートジェット「リサ・マリー号」(エルヴィスは娘の名をつけていたのに愛を感じます)の中を見たり、ホテル近くにあるエルヴィスも通ったという老舗カフェ「アーケード・レストラン」(永瀬正敏と工藤夕貴が出演する映画「ミステリー・トレイン」にも出てきます)に立ち寄ったり、ミシシッピ川を望む「トミー・リー・パーク」を散策したり、ゴージャスな「ピーボディ・ホテル」でアヒルの行進とアフタヌーンティーを楽しんだりと。目一杯楽しめる街なのです。

アーケードレストランのオーナーは、現在4代目。
ミシシッピ川に面したトミー・リー・パーク。
ピーボディ・ホテルの本格的なアフタヌーンティー。

メンフィスで一押しなのは、BBQとなんと言ってもブルース
まず、タレに漬けて長時間炭火で焼き上げたBBQは、ジューシーで肉の旨味たっぷり。グリルで焼くバーベキューとは、またひと味違う美味しさ。

そして、アメリカ合衆国国国定歴史建造物にも指定されているライブハウスの立ち並び「ブルースの故郷」と言われる「ビールストリート」は、音楽好きにはたまりません。ノリのいい音楽にあわせて、年齢や国籍を問わず、音楽好きな人々がノリノリで楽しめる場所です。

なにをオーダーしても美味しい「セントラルBBQ」。行列のできる地元でも人気店。
時間を忘れて盛り上がるビールストリートのB.B.King の店。

現在、日本からメンフィスへのの直行便がありませんが、アメリカ各地からの経由便は数多くあります。また、グレースランド へは車で約10分と至近。グレースランドにあるエルヴィス・プレスリーをテーマにしたリゾートホテル「ザ・ゲストハウス・アット・グレースランド」は、宿泊客を空港まで無料で送迎しています。

メンフィスは、エルヴィス、ブルース、BBQと古きよきアメリカを満喫できる街でした。

取材協力/メンフィス観光局 https://www.memphistravel.com/japanese

Text /小野アムスデン道子

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世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。インバウンド・コンサルタント。日本旅行作家協会会員。

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