【イベントレポート】人生100年時代に向けたカード会社のユニークな顧客サービス「カルチャーラボ」とは?

 キャッシュレスやネット決済が当たり前のいま、クレジットカードはなくてはならない存在。持っている人は多いと思いますが、みなさんは会員向けの特典サービスを利用したことがありますか?

先日、ダイナースクラブカードの会員向けサービス『カルチャーラボ』を取材する機会がありまして。内容を見たら興味深かったので、好奇心でちょっと覗いてみようと参加させてもらったところ、思いのほか楽しかったので、その様子をレポートします。

2022年から開催しているという『ダイナースクラブ カルチャーラボ』は、「人生100年時代」をより豊かに生きるために、「学び」「体験」「出会い」ができる場となることを目指しているそう。さまざまなテーマのもと、その道を極めたプロフェッショナルからお話を聞いたり、めったにできない体験を提供しています。

7期目の今回は、ポルトガル大使公邸を訪ねての文化体験、東京競馬場・京都競馬場の貴賓室で馬主体験と、銀座プレミアムラウンジでのIWAに学ぶ日本酒講座と興味深いプログラムが目白押し。筆者が参加させてもらったのは「NOT A HOTELのビジネス講座」で、ITを駆使した革新的なビジネスモデルを構築した若き経営者・濵渦伸次氏のお話が聴けるというもの。別荘とホテルを掛け合わせたハイブリッドな物件を扱っている同社ですが、その商品説明ではなく、まさに起業のきっかけから成功までの秘話の数々。約30分と短いながらも驚きあり、笑いありの充実の時間となりました。

NOT A HOTEL代表取締役・CEO濵渦伸次氏 

NOT A HOTEL代表取締役・CEO濵渦伸次氏。国立都城高専を卒業後、2007年株式会社アラタナを創業し、2015年M&Aにより株式会社ZOZOグループ入り。株式会社ZOZOテクノロジーズ取締役を兼任し、2020年4月1日NOT A HOTEL株式会社を設立。宮崎県出身で地元愛が強く、それがビジネスにも反映されているところが好感度高し。※NOT A HOTELは別荘の権利を最大36分割で所有できるというビジネスモデル。著名な建築家によるスタイリッシュな別荘で、唯一無二の建築デザインと、ホテルとはまた一味違う滞在が楽しめるのが特長。

講義のあとは参加者同士の交流会へと移行。『NOT A HOTEL』に興味がある、という共通点だけの参加者同士が飲み物を片手にちょっとお話しをしてみると、旅行会社さんや投資家、地方創生活動をしている人、金融機関勤務と、ふだん自分の仕事や交友関係では知り合うことのない業界の人もいて、なかなか会話がはずみます。登壇していた濵渦社長も一緒に歓談に加わり、質疑応答とはまたちがう雑談でなごみました。

©️KOZO TAKAYAMA

大人になると純粋に興味がきっかけで人と出会うチャンスってあまりありません。特に、『カルチャーラボ』で素敵な体験をしたあとならさらに話も弾みそう。『カルチャーラボ』でも会員同士の交流会を開催するのは今回が初めての試みとのことでしたが、これこそほかでは体験できない、ユニークな体験なのでは。

会員向けのサービスなのでダイナースクラブカードを所持してさえいれば誰でも参加OKのこのイベント。次はどんな内容なのか、そして交流会があるのか? 気になります!

ダイナースクラブ カルチャーラボ

https://www.diners.co.jp/ja/entertainment/culture/culturelabo.html

会場は、通常、ダイナースクラブ プレミアムカード会員専用のプレミアムラウンジ。銀座4丁目交差点の近くなので、お買い物途中にちょっと立ち寄ったりするのに便利です。



Text /岩佐史絵

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トラベルジャーナリスト/コーディネーター。人生を豊かにするような旅を! をモットーに、魅力的な旅スタイルをさまざまなメディアに提案。ラグジュアリー、グルメ、子連れ、教育などのテーマでの旅記事執筆が多いものの、北極やアマゾン源流など辺境も大好物のフリーランス。

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