冬の軽井沢は、緑の季節とはまた異なるロマンチックさがあります。ふらりと出かけて、イルミネーションやスケートを楽しんだり、温泉でほっこりしたり、冬らしく楽しむのにぴったりのベースが「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」 をコンセプトにする「BEB5軽井沢 by 星野リゾート(以下BEB5軽井沢)」。軽井沢駅や中軽井沢からバスで行けます(湯川バス停留所から徒歩4分)。
TAMARIBAというパブリックスペースにはソファが置かれて、ゆっくりしたりゲームをしたり。ライブラリーやカフェもあって思い思いに過ごせます。そして夜には火が灯り、イルミネーション輝く中庭を見て過ごすのも軽井沢らしいゆったり時間。客室はロフトベッドのある「ヤグラルーム」がエキストラベッドにもなる大きなソファでゴロゴロできておすすめです。
「BEB5軽井沢」は夕食の提供はないので、お出かけして長野らしい食材を使ったメニューが楽しめる「村民食堂」へ行くもよし、別荘族も御用達の「ハルニレテラス」のレストランで食事を楽しむか、お惣菜やワインなどを仕込むのもよし。
今年始まった新しいお楽しみ!「BEB5軽井沢」の中庭に登場した「足だけサウナ」は、中庭の椅子に座ったまま、ロウリュウも楽しめるユニークなサウナ。近くの森の中にある「軽井沢星野エリア ケラ池スケートリンク(以下、ケラ池スケートリン ク)」 では「スターダスト‧アイスリンク」(2024年12月1日から2025年1月13日 )を開催。スケートリンクは、17時半まで営業していて、日が落ちるとインスタレーションがキラキラ輝いて幻想的です。隣接のカフェで、カフェラテやココアでほっと一息も。
そして、冬に温泉はやはりマスト。「村民食堂」と隣り合っている「トンボの湯」は、露天風呂もある源泉掛け流しの湯。広々したサウナや冷たい水風呂でととのうことも。夜には、幻想的にライトアップされた森を眺めながら湯につかれます。
クリスマス12月25日までの限定のお楽しみは、光り輝くクリスマスツリーと「軽井沢高原教会」の周りをランタンキャンドルの灯りが囲む「星降る森のクリスマス」。ため息が出るほどの美しさです。一般の入場は、事前予約制ですが、「BEB5軽井沢」に宿泊している場合は、予約なしで入場もできます。
「BEB5軽井沢」での朝食は、24時間オープンの1階のカフェで中庭を見ながら。アメリカンブレックファストやパリパリのチーズの羽根つきフレンチトーストなどが人気です(共にドリンクセットで1300 円)。
BEB5軽井沢とトンボの湯(村民食堂は隣)、軽井沢ホテルプレストンコートは無料シャトルが巡回しています。
気軽に泊まれる「BEB5軽井沢:1泊1名9,000円〜(2名1室利用時)」とその周辺の星野エリアで、冬だからこそのお楽しみを満喫してみては?
BEB5軽井沢 by 星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/beb5karuizawa/
軽井沢星野エリア https://www.hoshino-area.jp/
Text /小野アムスデン道子
世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。インバウンド・コンサルタント。日本旅行作家協会会員。