緑に囲まれた東京メトロ日比谷線神谷町駅周辺。駅を上がってすぐ(地下通路から来ると出口を出て真ん前に)、「東京ワールドゲート」の31階から36階にあるラグジュアリーホテルが「東京エディション虎ノ門」。
そして、1階ホテルエントランス横に隠れ家のようにあるのが「GOLD BAR at EDITION」です。
東京のバーの中でも常に注目のココ。しかし、一見入りにくい。
予約しておくことが、まずこの大人の遊び場への入り口を開くには必須。
重々しいドアを開けるて中へ。ゲストリストに目を落とすと「ようこそ」と奥へ案内されます。焼杉から着想を得た空間に、黒大理石の暖炉。そんな一面ブラックな中に、アイコニックな金箔のアートと酒瓶が棚にオブジェのように並ぶバーカウンターの壁が浮かび上がります。


ゆったりと腰掛けられるソファで待っていると運ばれてきたカクテルメニュー「Graffiti(落書き)」。これがまた、飛び切りユニーク。モノクロームの写真集かと思いきや…。

ライトを当てると、カクテルの世界観がサイケな色彩で浮かび上がるんです。

オーダーしたのは「再創造したダイキリ」。ラムにライムの酸味が効いた、きりっとしたところが大好きなカクテルです。メニューのキューバの旧市街の風情のあるモノクロの写真がいいなと思っていたら、執筆中のパパヘミングウェイの姿が!
確かヘミングウェイは、ホワイト・ラムが強めのダイキリが好きでしたね。

カクテルグラスに注がれたダイキリは、香り高く、濃く、そして爽やかさも感じるまさに自分好みの味わい。
浮かび上がった文字には「ヘミングウェイの午後」とあって、ラム、アブサン、ピスコ、ヨーグルト、バーベナペッパー、シトラス、卵白とあります。
確かに再創造!素晴らしいカクテルでした。
モノクロームの写真は、バーディレクターのサイトウ ヒデユキさんによるもの。遊び心溢れる極上のバーは、大人のためのアペリティフです。
Gold Bar at EDITION https://www.goldbaratedition.com/
大人の虎ノ門その2は、以前にもご紹介したニューヨーク発のイタリアン「スカルペッタ東京」です。
ゴールドバーから出て、そのままビルを回り込むと入り口が見つかります。

こちらもシックな大人の空間で、モダンな極上イタリアンを味わえるお店。
手打ちパスタのもちもち感がたまらないシグニチャーな「トマトバジルのスパゲッティ」はぜひ味わいたい一品。

2025年3月4日(火)から始まるテラス&バーカウンター限定「Terrace Dolce Vita」は、この「トマトバジルのスパゲッティ」をはじめとして、前菜やメイン、デザートまでついたカジュアルなシェアスタイルのフードとシャンパン・フリーフローを組み合わせたプラン。
テラスにはヒーターがあるので、緑に囲まれたテラスで「ローラン・ペリエ ラ キュヴェ」を好きなだけ味わえるという贅沢さ。そのほか白・赤ワイン、ビール、モクテル2種類を含むカクテル15種類、ソフトドリンク3種類も。フリーフロー2時間制(L.O. 90分)。価格:9,800円(税込・サービス料別)

また、春に向けて華やかなスイーツプレート付きの「いちごのスイーツプレート」が付いた「Strawberry Terrace Dolce Vita」も登場。「いちごのティラミス」「桜のパンナコッタ」「いちごのセミフレッド ラズベリーのガナッシュ」など7品もの「いちごのスイーツプレート」が付きます。
価格:11,000円(税込・サービス料別)、2025年5月31日(土)まで。
スカルペッタ東京 https://scarpettatokyo.com/
大人だからこそ行けそうな贅沢な場所で、ゆっくり過ごす。2軒ともそんなことが可能な虎ノ門の隠れ家です。
Text/W LIFE編集部