ノバレーゼは、ガガやマドンナ、ディカプリオら海外セレブが通うニューヨークの人気イタリアン「セラフィーナニューヨーク赤坂店」を、赤坂3丁目に3月17日開業しました。

「セラフィーナニューヨーク赤坂店」は、赤坂見附駅から徒歩1分の路面店。店内はテーブル102席とバーカウンター16席の250.87平米と広く開放感があり、シックでモダンなデザインです。

店内に入り目をひく石窯。その石窯を430度に熱し2分で焼き上げるクリスピーなピザは、直径32cm、厚さ6.4mmで大きく薄いのが特徴です。

こだわりの生地は、イタリア産の中でも最も精製度の高い品質を示す00番の小麦（軟質小麦）を使い、海塩、エクストラバージンオイル、濾過水でこねあげるのだそうです。おすすめは“トリュフピザ”でおよそ20種類のピザがあります。

ピザのほか、パスタ（25種）や肉・魚のメーン料理（10種）、前菜・サラダ（21種）、ドルチェ（10種）など、北イタリアの料理をベースにしたニューヨーク本店のレシピそのままを提供します。

かつてニューヨークを訪れた際、ブロードウェイミュージカルを観た後に食べたピザを再び東京で味わえるとは感激です。

赤坂店限定メニューとして、“赤”坂にかけて開発した、熊本産の赤牛の“イタリアングリル”のメニューも。熊本産赤牛の赤身の旨味が強い希少部位ランイチ（ランプ・イチボ）をしっとりと焼き上げ、赤牛の旨味を凝縮させたジュとブランデーのソース、旬のイタリア野菜を添えた絶妙な火入れのイタリアングリルは絶品でオーダー必須のひと品です。

海外セレブが愛した一皿も提供されます。

名優アル・パチーノは、唐辛子とニンニクを効かせたパスタの王道ペペロンチーノ「スパゲッティーニ・アーリオ・エ・オリオ“アルパチーノ”」がお気に入りで料理名にその名を入れたのだそうです。アン・ハサウェイが押すのはフォカッチャ「デイ・ソフィア」で、希少な山羊のチーズを極薄のピザでサンドし仕上げに白トリュフのオイルを回しかけ香り高いひと品。

その他、キム・カーダシアンやヒルトン姉妹、元大リーガーのアレックス・ロドリゲスがニューヨーク本店を訪れています。

セレブ御用達の素材に拘る上質なレストランだが、ピザは1815円、パスタは1450円からあり、手頃なのが嬉しい。

プリフィックスコースは2600円からあり、高級食材のプレミアムランチは4500円で提供する。赤坂に来る理由がひとつ増えました。

イチゴは糖度の高い栃木県産の「しもつけ貴婦人」を使用する。苺とヌテッラチョコレートのピッツア や苺とプロシュートなどイチゴ尽くしの華やかなメニュー。

創業者のヴィットリオ・アサフ氏とファビオ・グラナート氏は、かつて共に海で遭難するという窮地に陥りました。そんな最中、友人である二人はもし二人がこの危機を切り抜けて生き残ることができたなら、最高のピザとパスタを世界中に提供するレストランを開こうと。この時、セラフィーナグループの構想が生まれたのだそう。強い絆で繋がるお二人から食を通して人々を喜ばせたいというパッションを感じました。この食に対する真摯な思いがセラフィーナニューヨークが永く愛される理由なのだと感じました。

セラフィーナニューヨーク 赤坂店

【公式】Serafina NEW YORK 赤坂店｜ニューヨーク発カジュアルイタリアン

Text ／佐保田 香織

総合商社→流通コンサルタントを経て幼い頃から親しんだ和の世界へ。きものサロンを主宰し、着付けのマンツーマンレッスンや着物イベントを企画。着物で食べ歩きをするなかでフードアナリスト資格を取得し、フードアナリストとして商品開発やメニュー開発、メディアでの情報発信など食の分野でも活動している。