旅心をかき立てろ!愛知県で初開催の「ツーリズムEXPOジャパン2025」とホテルで名古屋めし

「ツーリズムEXPOジャパン」は、世界中の国と地域、日本全国の観光地、旅行関連の会社などが集まる世界最大級の旅の祭典です。今年は、2025年9月25日(木)~9月28日(日)の4日間、中部国際空港(セントレア)と繋がった「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」として開催されました。主催は公益社団法人 日本観光振興協会、一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)です。


愛知県で初開催した今年は、『旅は“知”の再発見』をテーマに、海外82カ国・地域、国内45都道府県から1,350の企業・団体が参加し、会期中の来場者数は126,900人(4日間合計:速報値)になりました。9月25・26日は業界日。主にはバイヤー(旅行会社など)・メディアなどとセラー(観光局や旅行系企業)との商談や情報交換が中心。27・28日は一般日で、TEJ2025スペシャル・サポーターの瀬戸朝香さん、JATA海外旅行アンバサダーの岩田剛典さんらによるステージも実施されました。

海外旅行向けのブースを回りましたが、アメリカ・カナダ・メキシコの共催になる2026 FIFAワールドカップの開催地は、活気がありました。特にメキシコのグワナファト州は、メキシコの伝統料理「チレス・エン・ノガータ」の試食やテキーラの試飲もあって大盛り上がり。映画のセットをそのまま持ってきたという香港ブースも目立っていました。

また、オンライン旅行会社「Trip.com」の旅行業界向けセミナーでは航空旅行アナリストの鳥海高太朗氏が登壇。旅の最新テクノロジーや旅行会社のサポートなどの話の中で、Trip.comの送迎サポートはストレスのない旅のためにいいなと感じられました。

名古屋に来たら名古屋めしも楽しみたい!

セントレアは、名古屋駅から名鉄の特急「ミュースカイ」で約30分。せっかく名古屋に立ち寄ったので、この日は名古屋めしの楽しめる市内のホテルに宿泊することに。地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」から徒歩約3分、名古屋駅まで徒歩約15分と便利な立地の「ヒルトン名古屋」。

「スイート和室」(60㎡)という客室は、落ち着いた畳敷きのモダンな和のインテリア。靴を脱いで寛げます。板間の上のベッドは寝心地抜群でした。バスタブがゆったりしたお風呂も嬉しく、会場を歩き回って疲れた後にリフレッシュできました。

この客室はラウンジアクセスがあり、夜景を眺めてドリンクや軽食を楽しめました。サラダ類、ハムやチーズ、点心などかなり充実。スイーツや名古屋のお酒も用意してされています。

宿泊ゲストが無料で使えるジム、プール、ジャグジー、サウナやお風呂が完備されたフィットネスセンターがあります。そして、さらに「ヒルトン名古屋」の嬉しいポイントはチェックアウトが12時なこと。ひと泳ぎしてから朝食をゆっくり楽しめました。

朝食ビュフェにはなんと80種類を超える和・洋・中のお料理がずらり。味噌カツやきしめんなどの名古屋めしも並びます。オムレツステーションには、う巻き感覚のうなぎオムレツも!出来立てにタレがけしてとてもおいしかったです。

出張で泊まるホテルでも、サウナに入ってプールで泳ぎ、地元の食を楽しみ、充実した宿泊になりました。

取材協力 /ヒルトン名古屋 https://nagoya.hiltonjapan.co.jp/

Text/小野アムスデン道子

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世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。インバウンド・コンサルタント。日本旅行作家協会会員。



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