オーストラリアが誇るワインステート、南オーストラリア州の州都アデレード。ここから有名なワイナリーがわんさかあるバロッサバレ―やアドレードヒルズまでは、車で1時間ちょっと。また、カンガルー、ワラビー、コアラ、アシカなど自然の宝庫カンガルー島へは飛行機でわずか30分、フェリーで45分です。
英国の自由植民地として開かれたアデレードは、19世紀に建てられた美しいレンガ造のビクトリア様式の建物とコンテンポラリーな建物が共存しています。こちらの優雅な建物にはいる「ヘーグズ・チョコレートHIGH’S CHOCOLATE」は、アドレード発。ガーナやエクアドルはじめ世界中から厳選したカカオでチョコレートを作っています。希少動物の保護をサポートしており、そのために作ったカエルをかたどったチョコレートで有名です。
街中を流れる川のほとりには、オーストラリアらしいブッシュプラントと緑に彩られていてお散歩してもとても気持ちいい街です。そんなアドレードのダウンタウンに2015年にオープンし「メイフェアホテル Mayfair Hotel」は、モダンさと優雅な雰囲気を持ったホテル。
メイフェアホテル Mayfair Hotel https://www.mayfairhotel.com.au
メイフェアの最上階にはスタイリッシュなバー「ヘネシーHENNESSY」があります。ブランデーのヘネシーかと思ったらさにあらず、ホテルが入る1936年に建ったロマネスク風のビルディングの建築家、ジョン・ヘネシーの名前から取られたそう。このヘネシーのシグニチャーカクテルの名前は「ハニートラップ」。なんだか危険な感じ?
実は、このホテルは屋上で蜂を飼っていて、そのハニーを使ったカクテルなんです。ハニー・ウォッカ、ライム、ジンジャー、ミント、そして仕上げにハニーをちょっぴり。甘酸っぱくて爽やか、とても飲みやすくて、ある意味”危ない”カクテルなのかも。
朝食にもなんと10種類ものいろいろな花から摂られたハニーが並びます。コクのあるもの、フラワーの香りが立つもの、ライトなもの、いろいろナチュラルハニーを新鮮なプレーンヨーグルトにかけて楽しめました。
ホテルもヘルスコンシャスでナチュラル志向のオーストラリアらしい感じで滞在を楽しめました。カンガルー島での動物に囲まれての旅は次回に!
文/小野アムスデン道子
取材協力/オーストラリア政府観光局 https://www.australia.com/ja-jp
南オーストラリア州政府観光局 http://southaustralia.com