この秋注目の『特別展 東福寺展』が京都国立博物館で開催中。虎 Tシャツや限定御朱印、特別京菓子など京都限定グッズが充実!
京都の紅葉の名所・東福寺の至宝を余すところなく紹介する『東福寺展』が東山区の京都国立博物館で12月3日(日)まで開かれています。
展覧会は先に東京で開かれましたが、この秋の京都展ではさらにグッズが充実しています。京都限定のものを中心にご紹介しましょう。
まず目を引くのが「虎」の絵のような文字が書かれた黄色いTシャツ。この色は関西限定色だそうです。今年久々の「アレ」(優勝)を果たした某球団ファンなら欲しくなる色ではないでしょうか。
この不思議な文字は、東福寺を開いた円爾(えんに)の孫弟子・虎関師錬(こかんしれん)の書と伝わるもので、実際の書は展覧会でぜひ鑑賞してみて下さい。
この虎のモチーフは、トートバッグとしてもお目見え。京都展限定です。
東福寺の京都展限定御朱印(写真向かって右の②)もあります。また、作庭家の重森三玲による市松模様が印象的な東福寺のお庭をモチーフにした御朱印帳もあります。
展覧会の想い出に、お土産に京菓子はいかがですか。
地元京都の人からも信頼の厚い老舗京菓子店の若手が集まった「山水會(さんすいかい)」の有志らによる東福寺展コラボ京菓子が販売されています。もちろん京都限定。
向かって左から亀屋良長、千本玉壽軒、塩芳軒、鍵善良房、二條若狭屋です。
おしるこに紅葉の琥珀糖、口どけが心地よい雪まろげに菊寿糖、そして秋らしいお干菓子の詰め合わせ 京の色。
いずれも京都の秋を彩る“今だけ味わえる”美しく味わい深い京菓子です。
禅宗といえばダルマさん。もちふわ達磨も京都限定、3色あります。
書手ぬぐいの白地に茶色の文字は京都限定色です。
四天王アクリルスタンドは東京展でもありましたが、今回、4つまとめてだとお買い得になります!
同じくアクリルスタンドでは、本展覧会でひときわ注目を浴びる高さ2メートルもある旧ご本尊の「仏手」バージョンもあります。御利益がありそう・・・・・・。
いかがでしたか?
『東福寺展』のミュージアムショップの充実ぶり、京都の熱気を感じます。展覧会を見たあとは、ぜひたっぷり時間をとってグッズ選びを楽しんでくださいね。
なお、この展覧会の期間中、11月11日(土)~12月3日(日)にかけて、東山区の東福寺では令和の大修理完成を記念して、縦11メートル、横6メートルもある規格外の大きさの『大涅槃(ねはん)図』の特別公開も予定されています。展覧会とあわせて、ぜひ紅葉の東福寺にもお運びください。
特別展 東福寺
会期:2023年10月7日(土)~12月3日(日)(会期中、一部の作品は展示替えがあります)
会場:京都国立博物館 平成知新館
お問い合わせ:075(525)2473(テレホンサービス)
展覧会公式サイト:https://tofukuji2023.jp/
Text /倉松知さと
関西在住。キャスター、歴史番組制作、京都情報ポッドキャスト制作などを担当後、京都・歴史ライターへ転向。歴史ガイドブック『本当は怖い京都の話』(彩図社)ほか、雑誌で歴史エッセイを連載中。京都、歴史ジャンルでのラジオ、テレビ出演、講演なども。日本旅行作家協会会員。