憧れの水上コテージとインド洋に沈む夕日 モルディブで極上の休日

世界中を旅して回るトラベルアクティビスト真里です!インド洋に首飾りのように浮かぶ島々で構成されるモルディブ共和国。美しい海に憧れて、一度は訪れてみたいと思う方も多いのでは?数ある高級リゾートの中から、今回はジュメイラ・ヴィタベリをご紹介します。

日本からモルディブまでは、香港・バンコク・シンガポールなどを経由して、モルディブの首都マーレ国際空港へ。そこから国内線か水上飛行機もしくはスピードボートなどの手段で各リゾートに移動します。リゾートの宿泊予約時に国際線の到着時刻を伝えておけば、それに合わせてベストな交通手段を手配をしてくれるので安心です。

ジュメイラ・ヴィタベリは、なんとマーレ空港からスピードボートでわずか20分。日本からの到着便、もしくは帰国便が夜遅くても、リゾートと空港間の移動がとても便利なロケーションです。国際空港の出口でプレートを持ったスタッフの出迎えを受け、すぐ目の前のスピードボート乗り場へ。エアコンやWiFi完備の快適なスピードボートに乗り、あっという間にジュメイラに到着。

 

船着場で椰子の葉を折って作った可愛らしいペンダントを首にかけてもらい、歓迎を受けた後、早速お部屋にチェックイン。憧れの水上コテージです!室内はラベンダー色がアクセントになっていて、上品かつワクワク感がある内装。ヴィラのリビングルームの床の真ん中には、木製の床を切ってガラスが入っているところがあり、室内から魚が泳いでいるのを眺められます。バルコニーにはなんとプライベートのインフィニティプールが!水平線とプールの水面が一致するように作ってあるので、プールに浸かっていても、自然と一体になる感覚が味わえます。

 

さっそくフィンとマスクをレンタルして、プライベートプールの横から海にドロップイン、シュノーケリングの開始です。リゾートはリーフの内側ですから、波もなく、安全にシュノーケリングを楽しむことができます。ヴィラから少し泳いでいくと、大きな魚や小さな魚、赤や黄色や青など色とりどりの魚たちがたくさん。あまりの魚の種類の多さに圧倒されました。ウミガメに遭遇することもあるそうですよ。

 

ジュメイラにはいくつかのレストランがあるで、日替わりで、そして食事ごとに違うレストランを試すことができます。その中でも、宿泊予約と同時にディナーの予約を入れていただきたいのがインド宮廷料理の「Swarna(スワンナ)」。マハラジャをイメージして、テントで一晩につきわずか3組のゲストのみお食事ができます。

インドは、一つの国と言っても“亜大陸”。地域によって気候も違えば、食材、嗜好も違います。インド人のシェフはインド各地を旅して料理を学んだそうで、それぞれの地域の一番美味しいものを少しずつだしてくださいます。少量ずつと言えどもいろいろ食べているうちに、最後の方は「もう食べられない!」というほどお腹いっぱいに。ところが、最後に出されたデザートが、「子供の頃お母さんがよく作ってくれたお菓子です」というシェフ自身も大好物というプリンのようなスイーツが。程よい甘さで、甘い物がすこし苦手な私も別腹でさくっと頂いてしまいました。

 

リゾートでのお楽しみ、スパでのトリートメント。私は、自家製ココナッツオイルで行われるバリ式マッサージをお願いしました。マッサージに使われるオイルはなんとジュメイラのスタッフ自身が絞って精製したもの。90分間のこの特別なココナッツオイルでのマッサージで、日焼けして少しダメージを受けた私の肌がとてもやわらかくなりました。ココナッツを割って、果肉をオイルに精製する様子をリゾート内で見学もできますし、もちろん購入にして日本に持ち帰る事も出来ます。

ジュメイラでわたしが一番気に入った場所は、海辺のバー「B4R」。毎週木曜日は、ジェネラルマネージャー主催でフリードリンクのパーティーが行われます。シャンパンを片手に、少しずつ水平線に近づいて行く太陽を見つめていると、日本での忙しい生活からの緊張感が解けて、頭が空っぽに。線香花火のようにインド洋に沈む直前の真っ赤な太陽を見ていると、「本当にこんな素晴らしい景色があるんだ」と感動で胸がいっぱいになりました。

ジュメイラ・ヴィタベリ Jumeirah Vittaveli 
https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/maldives/jumeirah-vittaveli/

Text/トラベルアクティビスト 真里  

世界中、好奇心を刺激する国々を駆け巡るトラベルアクディビスト。外資系金融機関に勤務の後、1年の3分の1は旅をする生活へ。ジョージア、バルト3国はじめ訪れた国は50カ国以上。日本中も巡り、行った先で出会った人、風景、食etc. 旅の醍醐味をレポートします。

 

 

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