【発酵食が生き方を変えた】アレルギーの克服から始まって発酵食品教室を開くまで

神楽坂から歩いて5分ほど、ちょっと裏に入ればいまだに三味線のお稽古の音が聞こえてきそうな通り。軒先に籠の吊るされた木戸の民家で発酵食品教室神楽坂発酵美人堂」を開く清水紫織さんに生き方を変えることになった発酵食品との出会いをうかがいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「当初は、出張味噌ワークショップからスタートして、ここ神楽坂でオープンして3年目になります。発酵食品に出会うきっかけは、20歳過ぎて急に出て来た食材アレルギー。その後に妊娠した時には、主人もアレルギー持ちなだけに。子供のことがとても心配になって、いろいろ調べました。

すると、食事を改善して、腸内環境を整えるのが大事というアドバイスが多く、そのために発酵食品をとればよいと書かれていたのです。そこで、発酵食品の教室に通い始め、味噌を手作りしてみたら、これがすごくおいしかった!

おいしいものはやはり天然の旨みで、昔からの食事がよいのだという原点回帰にいたったのです。こうした味噌、醤油、麹など、かつては手作りで作っていた発酵食文化の大切さにあらためて気づいたのですが、一方でこれらが失われつつあるということも知りました。

自分が学んだこの貴重な文化を残していきたいと、教室を始めました。教室のときは着物にたすきがけ。実家が呉服屋なので着物を持っていたこともありますが、

発酵食品は、日本の文化の一つとして意識しているので。教室の看板など書も手書きです。日本古来の書をということで、開店数年前から習いにいきました」と清水さん。

将来は、海外の方に発酵食を英語で教えるのが夢で、そのために英会話を習いに行くのも考えているのだそう。

発酵食品仕込み教室について

教室は、通年と季節ごと(青唐辛子。お味噌。お醤油)の2つのコースがあり、座学で発酵のお勉強+仕込み+発酵ランチを基本としています。1回来ると別のものを作りたくなって、とてもリピート率が高い教室です。スケジュールなどくわしくはHPに掲載されています。神楽坂発酵美人堂 https://hakkobijin.jimdo.com

発酵美人堂からW LIFE読者にプレゼント

神楽坂発酵美人堂のオンラインショップ麹たっぷりまろやかな味の麦味噌など、清水さんの作ったオリジナル商品を購入できます。WLIFEからのお客様には備考欄にその旨を書いてもらえたら、オリジナル商品の無添加出汁をプレゼント。

発酵美人堂オンラインショップ http://hakkobijin-kagurazaka.com/?pid=102784131

次回は、具体的に通年講座から醤(ひしお)造りの教室を取材させていただきます。

Text / 小野アムスデン道子

 

 

“【発酵食が生き方を変えた】アレルギーの克服から始まって発酵食品教室を開くまで” への2件のフィードバック

  1. 神楽坂至近です。
    これからお教室のお知らせを頂けるでしょうか?
    宜しくお願いします。

    1. 田中様 コメントありがとうございます。手作り発酵食はひと味違います。さて、教室のスケジュールは、記事内の発酵美人堂のHP内にあります。2018年4月はキャンセル待ちとなっておりますが、キャンセルが出ることも多いので、キャンセル待ちをかけておくことをおすすめします。

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