デヴィッド・ボウイは浮世絵になってもやっぱりク—ル

日本が誇る伝統の”浮世絵”とあのデヴィッド・ボウイがコラボ?一瞬、意外に思えるかもなのですが、ボウイの人間を超えたような異形美ぶりは、歌舞伎が主要な題材である浮世絵にぴったりではありませんか!

東京・表参道にあるブックスト ア・BOOKMARC(ブックマーク)にて、2018年6月23日(土)から7月1日(日)の期間限定でこのユニークな作品を見ることができます。

UKIYO-E PROJECTを手がける株式会社三井ミュージック(常務取締役・三井悠加)が展示販売する『デヴィッド・ボウイ 浮世絵』。出火吐暴威変化競(デヴィッドボウイ へんげきょう)「竹沢藤次(たけざわとうじ)」と「⻤童丸(きどうまる)」の二作品がそれ。両作品ともデヴィッド・ボウイへのオマージュ作品であり、著名な英国人写真家が撮影したボウイをモチーフにしています。「出火吐暴威(デヴィッドボウイ)」という当て字もあまりにぴったり。

まずは、【出火吐暴威変化競「竹沢藤次」】。

二代目竹沢藤次は江戶時代、様々な演出やからくりで大人気の曲芸師で した。エンターテイナーとして、ある意味イリュージョニストであった ボウイとは親和性が高いといえるでしょう。本図は世界的に著名なロン ドン出身の写真家テリー・オニールが「ダイアモンド・ ドッグズ」プロモーション時に撮影した作品を元に、に映る躍動的な犬を狐に見立て、九尾(きゅうび)の狐の伝 説を題材とした演目で、曲独楽(きょくごま)の芸を披露する藤次を演 じるボウイを描いています。

©MARC JACOBS Photographed by Kohichi Ogasahara

価格 108,000円(税込) サイズ 480mm×340mm(縦仕様)*200点限定

もう一つは【出火吐暴威変化競「⻤童丸」

浮世絵の題材でしばしば用いられる⻤童丸は、鎌倉時代の説話集「古今 著聞集」(ここんちょもんじゅう)や曲亭馬琴(きょくてい ばきん) の「四天王剿盗異録」(してんのうしょうとういろく)などに登場する 妖術使い。本図は、大蛇を操る荒々しい⻤童丸と、繊細で神秘的な魅力 を放つボウイのイメージを掛け合わせて表現しています。

©MARC JACOBS Photographed by Kohichi Ogasahara

価格 108,000円(税込) サイズ 480mm×340mm(縦仕様)*200点限定

どうです。このマッチした感じ!デビッド・ボウイは本当に時代や国(いや宇宙)を飛び越えたロック・アイコンですね。

会場:BOOKMARC  東京都渋谷区神宮前4-26-14 https://www.marcjacobs.jp/bookmarc/

UKIYO-E PROJECT  https://ukiyoe.today/

 

 

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