【STORY】ウェブ解析を駆使して新潟・東京でWに活躍、3児のママにして社長

今や企業もHPだけでなく自らのfacebook やインスタグラムのアカウントを持って、情報発信するのが当たり前の時代。

そんな様々な媒体のデータを分析してウェブサイトの改善をしたり、企業や自治体のウェブ・SNS活用をプランニングしたりと時代の先端を行く会社を、地元新潟と東京の二つのWオフィスで経営する安達里枝(あだちりえ)さん。笑顔が素敵な安達さんは、3人の男の子のお母さんでもあります。安達さんの新潟・東京のW LIFEとパワーの秘訣をうかがいました。

地元新潟・燕三条の魅力をもっと広げたい

 

 

安達さんは、刃物や金属食器などの金属加工をはじめとするものづくりで有名な新潟県燕三条の燕市出身。自宅や本社も燕市にあります。燕三条のものづくりに携わる地元企業が、その工場(KOUBA)を10月に一般解放する「燕三条 工場の祭典」は、全国的にも有名なイベントになっています。安達さんの会社は、ウェブサイトの運用を担当。

また、ものづくりに続いて農業をアピールする「燕三条 畑の朝カフェ」も2012年から始まりました。ほぼ毎月、農園主たちが旬の素敵な作物をそのまま朝ごはんのテーブルにのせるFarm to Tableのイベントです。このウェブサイト制作や運営を通して、ピーアールをするのも安達さんの会社。

燕三条 工場の祭典 https://kouba-fes.jp

燕三条 畑の朝カフェ https://asa-cafe.jp

たとえば、来客の新規とリピーターの割合やプロフィールなどを分析しながら、客層に合わせたウェブの展開を提案していきます。また、あらたな顧客を獲得するための戦略なども考えていきます。

ウェブ解析士になったきっかけ

 

安達さんは、全国で2万人いるウェブ解析士の頂点に立ち180人程しかいないウェブ解析士マスターです。ウェブサイトは本来企業の事業成長に貢献すべきもの。そのために根拠あるデータを分析する力が必要だと感じ、2013年に取得したそうです。アクセス解析だけでなく、事業目的を達成するために様々な角度からデータを取得して分析し、ウェブのみにとどまらない、事業全体のマーケティングプランの計画立案から運用までをワンストップで行っています

今や時代が求めるウェブマーケティング。地元の新潟だけでなく東京のクライアントから声がかかるようになってW オフィスを設けることになったそうです。

そして、3人の男の子の子育てもこなし、かつ従業員も抱えているというパワーに驚かされます。専門職の領域なのでずっとマーケティングをされていたのかと思えばそうではなく、飲食の分野に身を置いて店長業をされていたことも。学生時代のアルバイトも含め、医療・飲食業・営業・人事など様々な職種を経験したことが、今の会社経営に活きているとのことです。

「特にマーケッターとしては、興味関心のアンテナを広げ、洞察する力が必要。これはウェブのデータ分析における数値の読解力を高めることにも重要なポイントになってきます。ウェブの解析・分析は、数値や行動履歴から、ユーザーの心理を読み解く分析なので、若いころの様々な職業を経験したことが強みとなって、今となっては、若い時の苦労はムダじゃなかったな。なんて感じています。」と、20代を振り返る安達さん。

安達さんが目指すものは、「クライアントの笑顔」。嫁ぎ先が兼業農家であることや、そんな目標から社名の「スマイルファーム」が来ています。そして、東京のクライアントに寄り添っていくには、出張だけではなくて拠点の必要が出てきて、W オフィスを毎週のように行き来するようになって現在にいたっています。

ウェブ解析士マスター・ウェブコンサルタントとして登壇もするという多忙な毎日を送る安達さん。しかし、お客様からいただく「スマイルファームさんのおかげで事業が好転したよ!」という喜びの声が、安達さんのスマイルの素にもなっています。

スマイルファーム https://smile-farm.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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