ワイン県山梨発:温泉とワイナリーを堪能 夜のイルミネーションも幻想的 

日本ワインの生産量日本一の山梨県。なかで、東京(新宿駅)からJR中央線で特急に乗って約100分と気軽に行ける「石和温泉駅」には、駅の観光案内所にワインサーバーがあり、近辺にもワイナリーが点在。この駅観光案内所では、なんと無料で自転車を貸してくれます。
石和温泉はいちご、ぶどうや桃などフルーツも有名ですが、温泉とワイナリーの両方を満喫することができるのが魅力。

 

2019年は、2月28日(木)まで温泉宿が並ぶさくら温泉通りが幻想的な青いイルミネーションに包まれています。また、2月24日まで各週の金曜日から日曜日まで(夜8:30〜8:45)笛吹川沿いの笛吹市役所本館前河川敷で花火が打ち上がります。

山梨県の冬花火 https://www.yamanashi-kankou.jp/special/fuyuhanabi2018.html

1泊2日で温泉とワイナリー、イルミネーションを楽しむ旅をしてきました。

泊まったのは、天然温泉に赤ワインから造られた本物のワインエキスが入った「ワイン風呂」が楽しめる「ホテル八田」。老舗で懐かしさを感じるような宿は、夕食にはずらり10品も出て、ほうとう鍋も出ます。平日には1泊2食で1万円という超お得プランも。山梨県産の赤ワインが甲州ワイン牛のステーキにぴったりでした。

ホテル八田 https://www.hotel-hatta.co.jp/

旅館のすぐ前、さくら温泉通りの平等川の上に青いイルミネーションがかかってとてもきれいです。ウッドデッキを歩いてお散歩。ここはさくらの季節には花に包まれるのですね。

翌日、宿から歩いて7、8分のマルス山梨ワイナリー(本坊酒造)へ。工場見学は入場無料。地下貯蔵庫の壁にはブドウやワインの歴史が展示され、ほのかにワインの香り漂う低温貯蔵庫、ワインの瓶詰ラインなども見学できます。ここ山梨ワイナリーは1960年に設立。建物はどことなくヨーロッパな感じ。

マルス山梨ワイナリー https://www.hombo.co.jp/factory/yamanashi.html

見学の後は、売店へ。7種類ほどのワインを無料で試飲することができます。小さな試飲用キャップに樽から自分でワインを入れて飲む形式。蛇口からワインが出ます。ピュアな感じの白、フルーティな赤、そしてスイートワインがなかなかいけました。

 

2019年は、山梨で日本初のワインが造りがスタートしてから150年になるそう。そんな知られざる日本ワインの誕生と明治期のワイン造りの歴史を振り返る一冊『日本ワイン誕生考』(山梨日日新聞社)という本を旅のお供にしました。著者は、やまなし観光推進機構の専務理事仲田道弘氏で、漫画『美味しんぼ』に主人公の新聞記者を山梨のワイナリーを案内する役で登場されています。甲府・勝沼ともっといろいろ山梨のワイナリーを巡りたくなってきます。

山梨の温泉やワインなどの観光スポットについては、山梨県公式観光情報「富士の国やまなし観光ネット」も参考に。
https://www.yamanashi-kankou.jp

Text /W LIFE編集部

 

 

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