飛行機に乗るのが楽しみになる 空の上のスーパーフードとは?

栄養バランスがとれて、栄養価も高い「スーパーフード」は、ハリウッドのセレブも食事に取り入れる注目の食品。そんなスーパーフードを機内食メニューで提供しているのがシンガポール航空です。

2019年7月から12月まで、東京(羽田・成田)および名古屋ーシンガポール路線のプレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの昼食・夕食の機内食の前菜・メインとして提供されています。トップ画像は、その一例「ローストチキンとファッロリゾット」、前菜としてキヌアや枝豆のサラダも。特にもちもちしたファッロにぷちぷちのキアヌはともに古代穀物と言われ、繊維が豊富で栄養価も高いスーパーフード。ファッロリゾットは独特の食感がパスタのよう。腹持ちがよいのに胃もたれしません。

このス―パーフードの機内食を試食するためにシンガポール航空の羽田機内食センターへ。機上以外で提供メニューを食べる貴重な機会。ファーストクラスは、インターナショナル・カリナリー・パネルという名シェフたちによる監修メニューですが、その中で菊乃井の村田吉弘氏が監修するファーストクラスの和食、京懐石もいただくことに。向付のかんぱち昆布〆などお造りに添えられているのは土佐醤油、焼物の蒸し鶏にはセロリの胡麻和え、また水菓子のアイスクリームの風味は木の芽など、一品一品に村田氏のこだわりとセンスが感じられます。これはもう空飛ぶ料亭。食器もすべてオリジナルで作っているそうです。

プレミアムエコノミー以上では、ブック・ザ・クックという事前に登録して選択できるメニューが羽田発の場合では8種類もあって、機上の3選択と併せると11種類のメニューから選ぶことができます。そのうちの一つで気になったのが鰻ごはん。飛行機で鰻とは!と思ったのですが、柔かな鰻にコクのあるタレがかかってなかなかいけます。

また、気の利いたおもてなしとして羽田深夜発のシンガポール便では、軽食として稲荷寿司とメロンパンが2択で出ます。小腹がすいた時にうれしいサービス。

外はサクッとしたメロンパンの中には、とろりとしたメロンクリームが入っていてとてもおいしい。飛行機の外でも食べたいほどです。

ユニークなスーパーフードだけじゃない幅広いシンガポール航空の機内食に感心しますが、サービスの充実ぶりにも注目。シンガポールに行く場合は、クラスにかかわらず提供される「行っトク!シンガポール」というサービスがそれで、人気アトラクションやレストランの割引やチャンギ空港のラウンジが無料など17の特典から1つを選択することができます。

味とバリエとおもてなしと。さすが2年連続でトリップアドバイザー「世界の人気エアライン」第1位に輝くだけのことはあります。
シンガポール航空 https://www.singaporeair.com/

Text /W LIFE編集部

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