銀座で楽しむモダンインド 洗練のアフタヌーンティーは未経験のテイスト

インド料理と言えばカレーにナン、タンドリーチキンとサモサ…他に思い浮かびますか?今どきのホントの「モダンインディアンキュイジーヌ」は、きっと食べたことがないのでは?インド人企業家であるオーナーが、そんな本物のインドのガストロノミーを日本で食べてもらいたいと銀座にオープンしたのがレストラン「SPICE LAB TOKYO 」と、バー「THE GREY ROOM」。

2つのお店の料理は「未だかつて日本で食べたこと・見たことのない“スパイスの魔法”で溢れ、インド料理の概念をくつがえす 」というのですから、もう興味津々。そしてバーである「THE GREY ROOM」では、アフタヌーンティーも!未経験のインドテイストのアフタヌーンティーとはいったいどんなものなのでしょうか?

まず3段トレイで運ばれて来た、一口サイズでかわいいセイボリー(軽食)やスイーツ。どれからいただくか迷いますが、説明を聞いて興味がわいた「マッシュルーム トリュフクリーム カチョリ(野菜や豆のカレーを小麦粉で作ったパンで揚げたもの)」から(写真両端)。口の中でマッシュルームとトリュフの濃厚なきのこの味とマイルドなスパイスの風味が混ざり合い、ティーだけでなくワインにもぴったりな味!

銀座の洗練された空間と銀座の眺望が楽しめるバーでいただく、このアフヌーンティーは、この3段トレーと3種のサンドウィッチにインディアンセレクションの各種紅茶とコーヒーを好きなだけオーダーできて一人4,290円(税別)、モエエシャンドンをつけると一人6,600円(税別)。2人からオーダーできます。スパイスの絶妙な味が他にないセイボリー、そしてスイーツも奥深い味わいで、ここはたまらず、シャンパーニュつきをオーダー。

インドのラグジュ アリーホテル「The Oberoi」や「AMAN」で副総理長を務め、コペンハーゲンの「noma」で修行経験もあるテジャス・ ソヴァニが 2店の総料理長。「スパイスは主張するのではなく、そのバランスで料理を引き立てるもの」というフィロソフィーで、一品一品の素材の味とスパイスの調和が抜群なのです。スパイスの奥深くで感じる”そうそうこの味”というテイストを楽しめます。

さらに、竹炭を練り込んだパンで作った「スモークサーモン クリームチーズ キュウリとワサビ」などサンドイッチもボリュームもあって、ゆっくりこの後のお茶まで楽しめます。もちろん、スイーツとスコーンもとても凝っていて、3種類のスパイスチョコレートプラリネやヒヨコ豆のスイーツ(どこか舟和の芋ようかんのようなコクと優しい甘さ)も他にはない味わいでした。

それぞれ3種類あるお茶とコーヒーも複雑なスパイスのブレンドが味わいをそえています。例えば「マディライ マサラ ブレンド」はアッサムのブラックティーにカルダモン、ジンジャー、クローヴ、シナモン、ブラックペッパー、マリーゴールドという具合で、爽やかさとほのかなスパイシーさがリッチなスイーツにも合います。インド産のコーヒーも上質で薫り高いこだわりのブレンドです。

アフタヌーンティーのメニューはこちら https://thegreyroomtokyo.com/pdf/AfternoonTea.pdf

どこかにインドらしい豪奢な感じも漂いながらモダンシックなバー。インディアンスパイスを使ったニュージャンルのオリジナルカクテル が楽しめるバータイムにもまた来てみたいと思いました。
Text /W LIFE 編集部

SPICE LAB TOKYO(スパイスラボトーキョー) / THE GREY ROOM(グレイルーム)

住所:東京都中央区銀座6-4-3 GICROS GINZA GEMS 10F/11F
https://asma-ventures.com/

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