巣ごもり生活が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こう毎日家の中に引きこもっていたら気分まで滅入りますよね。
今年はお花見にも出掛けられないまま季節が過ぎて行くのが残念です。
また、京都に行けなかった方も多いのでは?
そんな方にぜひおすすめしたいのが「京菓子のお取り寄せ」です。
季節感あふれる京菓子で、お家に居ながら京都気分を楽しみませんか?
特に季節感あふれる繊細な上生菓子は、お店に直接行かないと買えないと思っている方は多いと思います。でも、大丈夫なんです!
宅配してくれるんですよ!! お取り寄せ出来るんです!!
私もいつもはお店か百貨店で買うのですが、このコロナ騒動で外出出来ず、初めてこの配送サービスを利用してみました。
今回ご紹介するのは、京都は西陣、北野天満宮や千本釈迦堂の近くにお店を構える「千本玉壽軒(せんぼんたまじゅけん)」さんです。あの金閣寺や仁和寺などにも御菓子をお納めするお店なんですよ。
また、昨年は仁和寺で行われた将棋のタイトル戦「竜王戦」で、対局者がこちらの銘菓「西陣風味」をおやつとして口にした、いわゆる「将棋めし」のお店でもあります。
ご覧の通り、各々プラスチック容器に入れられ、多少の揺れには耐えられるような包装のお陰で美しいままの京菓子が我が家に届きました。
今回は4種類をお取り寄せしてみました。
まず目を引くのが鮮やかなピンク色の「牡丹(ぼたん)」。こなし、白こしあんです。少し季節を先取りする京菓子の世界。いつのまにか、もうすぐ牡丹の季節が近づいていることを御菓子が教えてくれます。
お隣の黄色い蝶々はまさに「胡蝶(こちょう)」という菓名。こちらはこなし、白こしあん。
上用まんじゅうは「若柳(わかやぎ)」。4月上旬からあった御菓子。柳が風にそよぐ鴨川や祗園の白川の風景が目に浮かびます。
黒っぽいものはわらび餅。黒こしあん製。こちらはわりと長い期間出ていて、お好きな方はいつの季節でも食べたいですよね。
こう長く巣ごもりしていると、つい乱れがちな一日のスケジュールですが、お茶の時間をちょっと入れることで、一息つけて、リフレッシュできました。しかも、季節感たっぷりの京菓子なので、家族の会話もとっても和みました!!
暮らしに潤いって、大切ですよね!!
千本玉壽軒さんの季節感あふれる上生菓子のお陰で強く実感しました。
いつもお店に買いに行っていた皆さん、また、あまり口にしたことのなかった皆さん、この「巣ごもり」の機会に、ぜひ、「京菓子のお取り寄せ」をしてみてはいかがでしょうか?
尚、京菓子仲間で作る会「山水會」ではFacebookを立ち上げました。
●千本玉壽軒(せんぼんたまじゅけん)
電話 075-461-0796 (定休:水曜)
午前8時~午後6時
<注文方法>基本的に電話かファックスにて
<支払い方法>郵便振替 または代引き(ヤマト宅急便 代引き料金有料)
<御菓子の種類について>
Instagram(インスタグラム)https://www.instagram.com/p/B-vZMwQglWB/かHP http://sentama.co.jp/ でご覧下さい。
上生菓子(年間100種類以上あり)の他、お干菓子や棹物(羊羹)もあります。ぜひお問い合わせ下さい。
Text/倉松知さと
関西在住。キャスター、歴史番組制作、京都情報ポッドキャスト制作などを担当後、京都・歴史ライターへ転向。
歴史ガイドブック『本当は怖い京都の話』(彩図社)ほか、新聞、雑誌で歴史エッセイなどを連載中。
京都、歴史ジャンルでのラジオ、テレビ出演、講演なども。日本旅行作家協会会員。