2020年7月9日に東京銀座にオープンした「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」は、マリオット・インターナショナルによる日本初進出ブランドのホテル。”ACホテル・バイ・マリオット“のACは、スペインの有名ホテリエだったアントニオ・カタラン(Antonio Catalan)から来ていて、ヨーロッパをルーツとし、クラシックモダンで洗練されたデザインとサービスを持ち味としています。
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エントランスを入ってどこかいきなり海外に来たよう錯覚におちいるモダンな空間。そこでゲストは、食前酒か食後酒を「パート・ド・フリュイ」というお菓子にかけていただく「EUROPEAN ARRIVAL」というおもてなしを受けます。(この時期なので、そのまま小袋に入れてお部屋へお持たせも可能)。
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1階にエントランスやそこから続く広々とした多目的な「AC Lounge/ Library」は 飾られているものまで、一つ一つ意味を持っています。天秤は、銀座における江戸時代の両替商の小道具をコンテンポラリーに表現し、“レンガ”の街になったという歴史的なモチーフや象徴的な柳の木の枝など、ライブラリーに置かれているものは、すべて考え抜かれて飾られているそう。
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並びには時間によって表情を変えるお洒落なバー「AC Lounge」とテラス席もあるダイニング「AC Kitchen」が続きます。「AC Lounge」のシグニチャードリンクは、スペインのジンとこだわりのトニックを使って、ローズマリーやクローブを加えたボタニカルな香り漂うACジントニック。
合わせて注文したタパスは、試験管に入ったガスパチョや穴子お寿司仕立てなどヨーロッパと江戸がクロスオーバーするスタイリッシュさで驚かされます。
また、2年熟成のポテトのフライにチューブで練り出すディップなどお洒落な空間で都会の粋な味とプレゼンテーションを味わえます。日本酒のセレクションやグラスにも心ひかれました。
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エレベータホールのアートもオリジナルで、一挙に非日常感を与えてくれます。すべての客室にギリシャの上質なアメニティ「KORRES」が入ります。
こちらは13階のスーペリアキング。30㎡で開放感がありますが、ベッドと水回りの仕切りを引き出して分けることも。テレビは壁に埋め込みでとてもスタイリッシュな空間に気持ちが上がります。キングにはレインシャワー付きのシャワールーム、ツインにはそれに加えバスタブが入ります。
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14階はプレミアムフロアで、50㎡のプレミアムキングは障子のような内窓を開けると銀座の眺めが素敵。調度品や置かれているお茶器まで選び抜かれていて美しく、いつもと違う時間が過ごせること間違いなし。
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ターンダウンの替わりに、夜9時にゲストがラベンダーを詰めて客室に持って帰れるサシェがロビーに置かれていたり、チェックイン時には応対したスタッフが手描きのウェルカムカードをお渡しするなど、そのサービスもユニーク。
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東京メトロ日比谷線東銀座駅からは徒歩2分、銀座駅までは徒歩5分という立地で、非日常な銀座に滞在するという新しいスタイルを生み出してくれそうです。
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座 https://www.marriott.co.jp/tyoar
住所:東京都中央区銀座6−14−7
電話:03−5550−0102