お酒が飲める年齢になった時から”飲んでるビール”。年代ごとの志向に合わせた一杯とは、なかなか思いつきそうで思いつかない面白さ。「小江戸」と言われる埼玉県川越に本社を置く「コエドブルワリー」が、NEC(日本電機株式会社)とコラボ。最先端AIで20代から50代の特徴を分析し、世代間コミュニケーションにも役立つクラフトビール「人生醸造craft」を開発しました。
いったいどうやって?!
小学館から発行された過去約40年間の雑誌データをNECの最先端AI技術群「NEC the WISE」が分析して、20代~50代の各世代の特徴を「色、香り、味」の指標に変換。コエドブルワリーの職人がクラフトビール*に仕上げたというもの。
分析対象の雑誌は、 CanCam、Oggi、Domani、Precious、DIME、BE-PAL、女性セブン、週刊ポ ストの過去約 40 年間に発行された記事。トレンドカラーを画像分析して色を、トレンドワードをテキスト分析して香りを、トレンドファッションを画像分析して味を導き出しているそう。
缶の表面にはそれぞれの年代の生まれた年と色のイメージ、裏面には香り(フルーティー、キャラメル、フェノール )や味(甘味・苦味・酸味・ドライ)などが指標化されて示されていて面白い!
40代の「人生醸造 craft ~40’s YELLOW~」をテイスティングしてみましたが、なかなか爽やかなクリスタルヴァイツェン。確かにいい時代だったかも、でも、こんなにすっきりと生きてたかなと苦笑い。50代を飲むのが楽しみ。
この「人生醸造 craft ~40’s YELLOW~」の味には、40 代の直近 10 年(2011 年~2020 年)に発行された雑誌「Domani」の画像を利用されているとか。
20代の頃って、ビールにすればこんな味?とその時代を思い出しながら飲むのも面白いし、 世代間コミュニケーションの促進 ツールとのことなので、違う世代との飲み会で交換して飲むのもいいかも。
「人生醸造craft」は
人生醸造craft ~20’s PINK~ (発泡酒)
人生醸造craft ~30’s BLUE~ (発泡酒)
人生醸造craft ~40’s YELLOW~ (ビール)
人生醸造craft ~50’s RED~ (発泡酒)
各350ml缶が4缶のセット、箱入り で 1,400円(税別)
取り扱いは 「コエドビールオンラインショップ」 で。数量限定商品。
https://webshop-coedobrewery.com/
人生醸造craft https://jpn.nec.com/ai/ai_craft/index.html
*クラフトビールには、酒税法上の分類におけるビールだけでなく発泡酒なども含まれます。「人生醸造craft」にもビールと発泡酒があります。
Text /W LIFE編集部