東京駅のエキナカ探訪 全国の食材や駅醸造所を楽しむ

2020年8月3日に開業した東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ東京」。既にあった86店舗に加えて、東京駅北通路周辺整備で新たに生み出されたスペースに66店舗が出店し152もの店舗がずらり揃いました。(2020年10月5日現在)

「TRY NEW TOKYO ST.」をコンセプトに老舗や美食探求、新・東京土産など多数のお店が誕生しましたが、バラエティに富んでいて、改めて東京エキナカの魅力に驚かされます。その中で、食材にこだわったお店や東京エキナカの日本酒醸造所、有名シェフのお店など気になるお店をピックUPしてご紹介します。

ぷりぷり海老にまったりしたソース
群馬県産もち豚と本日の厳選野菜の広東風酢豚

創業は1961年という広東料理の老舗「南国酒家」の新業態「南国酒家47china(よんななちゃいな)」は、東京駅で全国各地からの厳選食材や日本由来の調味料を使った、素材にこだわる新感覚の本格中華のお店。

全国各地の食材が本当にたくさん登場するメニューは、見ているだけで全部食べたくなります。たとえば群馬県産もち豚、長野県産の米「風さやか」、熊本県産の「岬の御塩」など「こんな名物食材があったんだ」と驚かされます。全国各地の厳選食材を使った中国料理を東京駅からという思いで、47都道府県を連想させる名前をつけたそう。銀座木村總本店とコラボした黒烏龍の茶葉を使用したあんぱん「黒烏龍あんぱん」はお土産にもぴったり。

南国酒家47china https://nangokusyuka.co.jp/store/index.php?store=store_47china

次はこだわりのビールが飲める「常陸野ブルーイング 丸の内」。常陸野ネストビールの定番から限定まで10種類が楽しめます。気軽なカウンターから、奥にはテーブル席も。エキナカでちょっと一杯にぴったりですね。

定番もやっぱりおいしい右はコリアンダーの香りが爽やかなホワイトエール、左は芳醇な麦芽にホップ香るペールエール

常陸野ブルーイング 丸の内 https://www.tokyoinfo.com/shop/mall/gransta/hitachino_brewing_marunouchi.html

日本酒好きなら知らない人はいない「はせがわ酒店」。日本酒を中心にしたラインナップは、どれも間違いのないおいしさですが、ここグランスタ東京店では有料のテイスティングバーがあるので、味見もできます。7種類の酒米のおにぎりを売っているのもユニーク。

そして、ここには世界初となるエキナカの酒蔵「東京駅酒造場」があります。現在は、どぶろくを製造しており、どぶろくと桃のどぶろく(左)を味見しました。両方ともフレッシュな味でとてもおいしい!桃のどぶろくはアルコール度数が5%と、7%のどぶろくに比べて軽く、甘くて飲み口がよいので、女性に好まれそう。「東京駅で造られたお酒」は、お土産にも喜ばれると思います。

はせがわ酒店 グランスタ東京店 https://www.hasegawasaketen.com/

最後は、山形県地産地消のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフがプロデュースするイタリアンバール「TO今日BAR」。庄内の豊かな食材を使ったお料理に、豊富なお酒のラインナップでペアリングがいろいろ楽しめるお店です。日本ワインが揃っているのもうれしい。

山形羽黒のいちじくと自家製リコッタチーズと庄内豚の生ハムには、芳醇な香りの山形の日本酒「大山 清正公」を。

店内の黒板にには、奥田シェフのお料理とお酒のペアリングの極意が書かれていて面白い!イタリアンと日本酒もばっちりなペアリングが見つかります。

TO今日BAR https://www.tokyoinfo.com/shop/mall/gransta/tokyobar.html

グランスタ東京は、施設内のデジタルサイネージで各店の混み具合がチェックできてとても便利。ちょっと帰り道にでも、わざわざにでも、行きたいお店がいっぱいです。

グランスタ東京 https://www.tokyoinfo.com/shop/mall/gransta/

Text/W LIFE編集部

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