閑静な住宅街のイメージがある京王井の頭線東松原駅から歩いて1分。食×学び×対話をテーマにしたユニークなコミュニティ―カフェ「はぐくむ湖畔」が開業しました。設計は世界的に有名な坂 茂。いったいどんなカフェなのでしょうか?
坂 茂の設計らしく紙管を多用したナチュラルな雰囲気の店内。スタッフがきびきびと働くキッチンの手前は、白木のカウンター。頭上には、手作りの発酵食品がいろいろと置かれています。
「はぐくむ湖畔」の食は、抗生物質を使用せず飼料された肉、有機米、微生物が生きている調味料、砂糖の代りに自家製甘酒とこだわっています。この日も、シェフと来場者で発酵談議で盛り上がっていました。
飲み物も、有機のコンブチャや沖縄のモリンガ茶、静岡のホーリーバジルティー(ともに無農薬)など、身体によさそう。
ユニークなのが、予約制で日本では珍しいデンマーク式のコミュニティーディナー(一つのテーブルをいろんな人が囲んで食を楽しむディナー)を開催すること。おいしいご飯を食べながらだと初めての人とでも対話が盛り上がって、新しいコミュニティ―もできそうです。
また、コミュニティーのメンバーによる様々なワークショップを開催予定で、自分のスキルや強みを共有する場所を目指しています。
店内には、カフェで使われている生産者の顔が見える食品が販売され、花とコーヒーをセットにしたサブスクリプション(定額式販売)も予定しているそう。
10月26日(月)から 11:30-14:00ランチ営業 / 15:00-18:00カフェ営業 に加えて、コミュニティディナー開始(18:30-20:30 予約制)予約の方法はこちらのフォームより。
11月9日(月)からは、さらにBAR(20:30-22:00)も始まり、 フル営業開始予定。
「はぐくむ湖畔」は、ほっこりとした雰囲気の中で、何かが始まり、何かが生まれる。そんな予感のする新しいタイプのカフェです。
はぐくむ湖畔 https://hagukumukohan.com/
Text /W LIFE 編集部