東京駅でヨーロッパに旅気分 クラシックホテルでお茶の楽しみ

レンガ造りにドームが美しい東京駅丸の内駅舎。日本の近代建築の父といわれる辰野金吾が設計し、1914年(大正3年)に完成した建物を復原した国指定重要文化財でもあります。そんな駅舎の中に1915年からあるクラシックホテルが東京ステーションホテルです。
特に丸の内駅舎の中央屋根裏にあたる部分のゲストラウンジ「アトリウム」は、クラシックなインテリアにシャンデリアの下がる高い天井から光が射して、ちょっとヨーロッパにいるような特別な空間です。

広さ400㎡以上、最大天井高は9m。駅舎の屋根裏にこんな素敵な空間が!と驚かされます。普段はゲストのために朝食が供される宿泊者限定の場所ですが、期間限定予約制の「ペントハウス アフタヌーンティー」には訪れることが出来ます。


ホテルのモールディングをオーマージュしたモダンクラシックなデザインのティースタンドに並ぶのは、大きめのスイーツ5種とミニサイズのセイボリー6種。これに朝食のシグニチャーメニューであるエッグベネディクトが出来立てで出てきます。
セイボリーはミニサイズですが、ずわい蟹と冬野菜入りのフランや鮑と帆立のソテ、自家製スモークチキンと蕪のサラダなど季節の食材を使って食べ応え十分。

エッグベネディクトは、サクッとした特注のパン生地に生ハム、グリュイエールチーズ、ポーチドエッグにオランデーズソ―スをのせて焼き上げた一皿。ナイフを入れるととろり出る黄身とソースのコンビネーションがたまりません。
普段は宿泊者のみの朝食でいちばん人気のメニューを味わえるのもこのアフタヌーンティーの魅力。


スイーツはそれぞれの酸味のあるもの、ふんわりケーキ、ムースやカヌレと個性があって楽しめます。上段の真ん中は、グラス仕立てのショートケーキパフェで、上品な味の生クリームとスポンジに包まれてイチゴが隠れています。右隣のムースはアールグレイのテイストにほろ苦いカラメルがかかって大人の味
ドリンクは、ドイツの高級紅茶ブランド「ロンネフェルト」の紅茶数種やオリジナルフレーバーティー、コーヒ―など11種類もの中から選べて、種類変更もおかわりも自由。オプションで、キウイ、ストロベリー、オレンジなど柑橘類などが入ったフレッシュフルーツティーもオーダー可能(追加料金 1名700円)。寛いでいただいていたら、あっという間に2時間ほどがたってました。

東京ステーションホテルのペントハウス アフタヌーンティーは、選べるドリンク付き6,280円、フレッシュフルーツティー付き6,980円、プティシャンパーニュ1杯付き7,300円(いずれも消費税・サービス料込)で、2時間制(ドリンク30分前L.O.)。
1月も1日限定30食限定で開催予定。1/9 (土)、1/11(日祝)、1/18(月)、1/24(日)で、2日前の12時までに予約が必要、詳細は下記を参照のこと。
https://www.tokyostationhotel.jp/restaurant02/penthouse-a-t/

東京ステーションホテル https://www.tokyostationhotel.jp/


Text /W LIFE編集部

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