【観光局に聞きました①】Stayhomeなエア旅でオーストラリアに行く7つの方法

海外旅行は我慢の今。時には今度に行く時のことを夢見て、またかつて行った旅先に思いを馳せてエア旅をしませんか?海外観光局に、日本からエア旅に行くためのとっておきの方法と、観光局だから聞けるレアな現地情報をうかがってきました。第1回は、アジア・オセアニアからオーストラリアへGO !
回答は、日本語堪能のオーストラリア政府観光局日本局長デレック ベインズさん。
トップ画像 © Tourism Australia

1.これを観たらもう気分はオーストラリアっていう映画は?

ファインディング・ニモ』大人にも子供にも愛されているニモが生まれたのは、世界遺産に登録されている世界最大のサンゴ礁域グレートバリアリーフ!

オーストラリア(AUSTRALIA)』ニコール・キッドマンにヒュー・ジャックマン、ダイナミックな大地に歴史に…オーストラリアが満喫の映画。

クロコダイル・ダンディー』ワニと闘った男は、今もオーストラリアのレガシーです!(レトロさが、今、絶対面白いとデレックさん一推し)

本物のニモに出会えるグレートバリアリーフの海。映画ではシドニーにも行くニモ。© Tourism Port Douglas and Daintree

番外編:

8Dエスケープ: オーストラリア政府観光局がお届けする6本のビデオは、風景や光、色、聞こえる音と、まるで自分がオーストラリアにいるような臨場感いっぱい。ぜひヘッドフォンを装着してエア旅を!

https://www.australia.com/ja-jp/travel-inspiration/experience-australia-in-8d-audio.html

2.お酒を飲みながらエア旅にふけるなら…?

オーストラリアと言えばおいしいワイン。赤なら力強いシラーズとオージービーフやラム。白ならシャルドネといろんな種類のチーズにサーモンなどのシーフード。乾杯にスパークリングなら赤やピンクなどがパーティ映えしますよ。
おつまみ料理でおすすめは、ミートパイ!ビーフやチキンなどいろんな種類があってオーストラリアの冷凍ミートパイは、日本でも売ってます。

3.お茶しながらエア旅にふけるならお供は…?

オーストラリアの国民的お菓子Tim Tamは、日本でも見かけます。ビスケットにいろんなフレーバのクリームを挟んでチョコレートコーティング。食べ始めると止まらないおいしさ!たいていは11個入りで、割り切れないんで喧嘩しないように分けてね。オーストラリアに行けば、塩キャラメル、またマンゴーやベジマイトなど期間限定の珍しい味を試していただきたいです。
お茶は、オーストラリアネイティブな植物レモンマートルの爽やかなハーブティーを。

Tim Tamはオーストラリアに行った時のお土産にもぴったり。

4.知られてないけどエア旅でトライしたいオーストラリアの飲み物は…?

レモンライム&ビターズは、爽やかさの中にアンゴスチュラビターズというリキュールの苦味が効いておいしいから、試してほしいですね。

あと、コーヒ―文化のレベルが高いオーストラリア。たとえばフラットホワイトというスチームミルクたっぷりのエスプレッソは、日本でも知られて来ましたね。東京や大阪にお店もあるので、バリスタの淹れてくれたフラットホワイトを味わってエア旅を!

・東京

CIBI  https://www.cibi.jp/

Mia Mia Tokyo  https://www.mia-mia.tokyo/

・大阪

PATHFINDERXNOBU https://pathfinderxnobu.com/

バリスタが丁寧に淹れてくれて、一杯ごとのコーヒ―アートも素敵!© Visit Victoria

5.実は美容も進んでる?エア旅オーストラリア・ビューティ情報は?

日本で知られているジュリーク、イソップ、パーフェクトポーションなどオーストラリア発のスキンケアがよく知られていると思います。こだわりは自然な素材。オーストラリアに行けば、普通にスーパ―でもスキンケアやメイクアップもオーガニックコーナーがあるし、オーガニックな石鹸やローションなどローカルで作っている人もいます。

6.コアラとカンガルーだけじゃない。オーストラリアで会いたい動物は?

今、注目はクオッカ!昨年、埼玉県こども動物自然公園にも来日して話題になりましたが、微笑んだような見かけに「世界一幸せな動物」と言われています。野生では、西オーストラリア州のロットネスト島にいて、一緒にセルフィを撮ったりもできるんですよ。

確かに幸せそうな表情のクオッカ。つぶらな瞳がたまりません。

7.都会も海も山も砂漠もあるオーストラリア。こんな秘境がと思う場所は?

まずは、インスタ映え抜群のピンクレイクですが、オーストラリアではあちこちにあるんですよ!いちばん有名なのが西オーストラリア州のパースの北、エスプランスEsperance にあるピンクレイク。他にはビクトリア州や南オーストラリ州にも。ピンクに見えるのは、天気や時期などタイミングもあるので、見れたら幸運に違いないですね。

びっくりするようなピンクレイクが見れるかも!© Tourism Western Australia

あと秘境と言えば、野生動物と絶景の宝庫タスマニア。 世界一きれいな空気(タスマニア北西部のケープグリムに空気汚染観測所による)と水(雨水をボトルに入れて売ってる)で、日本の企業がタスマニアで蕎麦粉やワサビを育てているほどなんですよ。

■オーストラリアにエア旅するヒントをお聞きしていると、とても行きたくなります。最後に一言。

日本から一番近いケアンズだと7時間半のフライトで到着。日本との時差は、州により異なりますが最大2時間と、日本から行きやすい旅先です。

オーストラリアでは日本や欧米諸国に比べて、入国規制や帰国者のホテル隔離、州間の移動規制など、かなり厳しいコロナ対策を行っており、その分、抑え込みに成功しています。

多種多様な旅を提供できるオーストラリア。一日でも早くコロナが終息し、平穏に暮らせる日々が戻ると同時に、皆さんが安心して、そして安全にオーストラリア旅行を出来る日が再び来ることを祈るばかりです。

回答:オーストラリア政府観光局 日本局長 デレック ベインズさん

大学ではアジア研究を専攻、日本とオーストラリアを舞台にした詩集や小説を出版するほど、日本語もペラペラの親日家。

オーストラリア観光局 https://www.australia.jp

Text/小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。インバウンド・コンサルタント。日本旅行作家協会会員。

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