【観光局に聞きました②】Stayhomeなエア旅で香港に行く7つの方法

海外旅行は我慢の今。時には今度に行く時のことを夢見て、またかつて行った旅先に思いを馳せてエア旅をしませんか?海外観光局に、日本からエア旅に行くためのとっておきの方法と、観光局だから聞けるレアな現地情報をうかがってきました。まずは、アジアのエア旅で香港へGO !
回答は、香港の裏通りまで知り尽くした香港政府観光局林 麻里衣さん。

1.これ観たらもう気分は香港っていう映画は?

やっぱり『恋する惑星』はいいですね。

私は、どちらかというと今の香港の人の日常生活や街並みなどが気になるので、ネットフリックスやアマゾンプライムで現代の香港を映す映画を観ます。先日は、『眺望良好』(家和萬事驚 ”A Home with a View”)というコメディをNetflixで観たりしています。


今でもスタイリッシュでロマンチックな映画『恋する惑星』に登場の世界最長「ミッドレベルエスカレーター」。

香港政府観光局のYouTubeチャンネルの360度動画「360香港モーメント」もおすすめ。香港の街並みをぐるっと360度見渡せる迫力ある映像が見れます。(マウスや指で画面をタッチしてご覧ください。)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTNTHFm3Cu_uTaTeCWMWDsuKxiEf9P_ZJ

2.お酒を飲みながら香港エア旅にふけるなら…?

ビールに合わせてピータンにガリを添えたもの。 あとXO醤は、いろいろ便利です。それだけでもおつまみになるし、叉焼(チャーシュー)や塩豚につけたりして香港気分を味わえます。

3.お茶しながら香港エア旅にふけるなら…?

甘めのミルクティと「鶏蛋仔-ガイダンジャイ」(エッグパフ)。港式のミルクティは、濃い目の紅茶にエバミルクを混ぜたものですが、甘めの濃いミルクティだけでも十分雰囲気が出ます。エッグパフは、卵生地の小さな丸がくっついた香港式ワッフルで見た目がかわいい!丸い部分は空洞でサクッと軽く食べられます。日本でも関東圏に出店するキッチンカーで食べることができます。

BUBBLE SHOP https://bubbleshop.mystrikingly.com/

気軽に食べられるスイーツのエッグパフ。

4.知られてないけど香港旅でトライしたい香港の飲み物は…?

香港には「糖水」と呼ばれるお汁粉のようなデザートがあって身体によい材料が入っているのですが、まだ試したことのない味も沢山あるのでいろいろな糖水を味わいたいです。

漢方茶の涼茶は、苦いものが多いのですがデトックス効果が高かったり即効性が

あるものもあります。最近はコンビニにペットボトルに入って少し甘めの涼茶もあるので行くとコンビニをチェックしています。

赤棗と百合根にキヌガサダケ入りの糖水は優しい甘さでおいしい!

5.実は美容も進んでる?エア旅香港ビューティ情報は?

元々、東洋の医食同源が根付いてる香港。さらに西洋のウェルネスが一体化したレベルの高いスパが数々あります。最近は自然のもの素材?を取り入れた美容が好まれる傾向が強いです。

最近では、伝統の中医学を取り入れたセラピーや瞑想スタジオ、お茶会など気を整えるものが、人気が高いです。気軽に自分に合ったハーブティーや体によいスープなどを相談して選べるブティック「CheckCheckCin 」や落ち着いて中国茶を楽しめる場所もあちこちあります。

CheckCheckCin  https://www.checkcheckcin.com/en/home/

Spiral Spaces がFivelements Habitat で開催した茶瞑想

6.エア旅香港に欠かせない音楽は?

音楽は、時々香港の友人に流行りものをきいたりしてYouTubeなどで探します。香港の景色の映ったMVを見ながら聞くのがエア旅にいいですね。
Charmaine Fong (方皓玟) https://youtu.be/BHeJdwCUAOE
RubberBand https://youtu.be/l437aFu-29g 
他に姜濤 Keung Toもおすすめ。

7.実は街だけじゃない香港。こんなところがと思う場所は?

都市のイメージが強いのですが、実は起伏の激しい地形で70%以上が緑に囲まれています。平坦なところが少ないので居住地が密集しています。自然が豊かでトレイルコースも充実しているので、観光で訪れてもハイキングすることができます。

また、海に囲まれていて、260以上の島からなっていますので、ビーチも沢山あります。

 

こんな緑いっぱいの場所が香港に!ランタオ島大澳。

香港政府観光局のHPには、アウトドア情報の詳細が掲載されています。「グレートアウトドア香港 ハイキング&サイクリング ガイドブック」というPDF版のダウンロードも可能です。
https://www.discoverhongkong.com/jp/explore/great-outdoor.html

■香港にはいろんな表情がありますね。中華だけではない香港グルメも試したくなります。最後に香港の基本情報と読者に一言。

日本から約4時間半。亜熱帯気候に属し、日本ほど明確ではないですが四季があります。春から夏は高温多湿、秋から冬は暖かく乾燥しています。特に5月から11月は台風シーズンなので気候に気を付けてください。

香港の大きさは、だいたい東京都の半分くらいで、人口は約700万人。香港島、九龍半島、新界、ランタオ島などの中心部を含む約260以上の島からなっています。

公共交通機関も発達していて、MTR(電車)、バス、トラム、スターフェリーなど乗りこなすと便利です。

香港では徹底した感染症対策を講じて、コロナウィルス拡大の予防に努めています。

おいしいグルメや西洋と東洋が交わる街並み、そして広がる大自然と街の力強いエネルギーが皆様をお待ちしております。1日も早いコロナウィルスの終息と安全に海外旅行ができる日を皆さんとともに待ち望んでおります。

回答:香港政府観光局 林 麻里衣さん

広報代理店やエンターテイメント系会社などを経て2005年に香港政府観光局に広報担当として入局。初めての香港旅行は大学時代で、以来仕事や旅行で50回以上香港を訪れている。

香港政府観光局 https://www.discoverhongkong.com/

Text/小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。インバウンド・コンサルタント。日本旅行作家協会会員。

“【観光局に聞きました②】Stayhomeなエア旅で香港に行く7つの方法” への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です