おいしい塩とは?美容にも効く塩?! 塩の講座が奥深い

人間の生命維持に必須な「」。とはいえ、何をどう見てお塩を選べばいいのか、私にはほとんど知識がありません。旅先で見かけたお塩を「旅の思い出に」と買ったり、スーパーでなんとなく目に留まったものを買っています。年齢を重ねると、血圧高めになってきて「塩分は控えめに」と健康診断で言われてしまったりして、上手なお塩の取り方や使い方を知りたいなと思っていました。

お塩との上手な付き合い方を教えてくるのが、ソルトコーディネーター青山志穂さんです。社団法人日本ソルトコーディネーター協会を主宰され、お塩の魅力を伝える活動をされています。世界中のお塩に精通され、どんなお塩がどんなお料理と相性が良いかレストランにアドバイスをされたり、お塩を使った商品のプロデュースをされたりしていらっしゃいます。お名前の響きも「しほ」≒「しお」と似ていて、このお仕事は天命では!?

志穂さんが「塩講座 美容編」というオンライン講座を開催されるとのことで、参加してみました。志穂さんご自身のオフィスからのzoom中継。壁に沿った棚にはお塩が入ったボトルがぎっしりと並べてあります。一体何百種類のお塩をお持ちなのでしょうか。きれいなピンク色の岩塩の大きな塊もあります。

そして携帯できる「ソルトパレット」にも興味津々な私。何十種類ものお塩のサンプルをレストラン等に持ち込んで、「この食材にはこのお塩」とコンサルティングされているのだなと想像して、ワクワクします。

お塩が身体にどんな働きをしているかというところから講座はスタート。「細胞の浸透圧を一定にする」「神経伝達を担う」など生命維持に欠かせないたくさんの働きの具体的な説明を受けてお塩の重要性に納得。そしてお塩に含まれるカルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛等の働きについても教えていただきました。ミネラル成分各種の働きを知った上で、自分にはどんなお塩が必要なのか、お店でお塩を買う時に何を見て買うべきなのか等を教えていただきました。なんとなくラベルのデザインや産地のイメージでお塩を買っていた私、ちょっと恥ずかしいです。江戸時代には「塩抜きの刑」という刑罰があったという豆知識も教えていただきました。お塩って本当に大事なのですね。

いよいよ本題の美容に役立つお塩の取り方・使い方へ。岩塩や海水から作った塩などいろいろな種類のお塩がありますが、今回の講座は「美容編」なので、講座前半で伺ったお塩やミネラル成分の知識を基に美しく健康でいるためにはどんなお塩を取るべきかという「インナービューティー」からのアプローチ、そして、「アウタービューティー」としては自宅にあるお塩を使ってのマッサージ・タラソテラピー・塩シャンプーなど自分磨きの様々な方法、塩のスクラブ・バスソルト・バスボムの作り方も習いました。

オンライン講座を受けたその夜、習ったばかりの塩シャンプーを実践してみました。適量の塩を地肌にもみ込み“シャンプー”していくというもの。「きちんと汚れが落ちるのかしら?」「洗い上がりは大丈夫?」と心配でしたが、実際にやってみると地肌のスッキリ感が半端ない!薄めたお酢でパッティングすることによって髪がしっとり落ち着きました。「毛穴に詰まっていた汚れが落ちて、頭皮改善に効果的ですよ」と志穂さん。定期的に継続するつもりです。

翌日にはエディブルフラワーとフレッシュハーブでバスソルトを作ってみました。自分の好みのハーブやエッセンシャルオイルを使えるが嬉しいですね。高い値段で市販のものを買わなくてもいいのではと嬉しくなってしまいました。

もう少しお塩の勉強をしたいと思っていたところ、9月に「塩講座 基礎編」がオンラインで開催されるとのこと。1500円分の5種類の食べ比べ用お塩がついて3500円の講座料はとてもリーズナブル。もちろん見逃し配信もあるので、当日都合がつかない方にも安心です。お塩のことを少し深く知ることで生活の質がアップすること間違いありません。この講座も楽しみです!

青山志穂さんオフィシャルサイト

https://shiho-aoyama.com/?fbclid=IwAR1pM9TsCFLDQtITDXNGQi9da4rGCxhvzK5sI6CFoUSqWVAb_VnW_kINw0U

9月21日(火)21:00〜22:30 「お塩の選び方がわかる 塩講座 基礎編」

お申し込みはこちらから↓

https://mineralstore.net/items/6110e06284ca63640d4165d6?fbclid=IwAR01JYr_pm2UgjsLvWxuUhHp7V1m9yEyNSNYrBwOzIR45kw0JJsTpfU7Zmc

Text /トラベルアクティビスト真里

世界中、好奇心を刺激する国々を駆け巡るトラベルアクディビスト。外資系金融機関に勤務の後、1年の3分の1は旅をする生活へ。ジョージア、バルト3国はじめ訪れた国は50カ国以上。日本中も巡り、行った先で出会った人、風景、食etc. 旅の醍醐味をレポートします。

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