ハワイ・ホノルルの名門「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の海外第一弾として、2020 年 9 月 23 日みなとみらいエリアに「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が開業してから、早1 年。ここはハワイとはひと味違ったテイストの都市型リゾートで、近代的かつモダン な雰囲気の外観とインテリアで洗練されたイメージです。
到着すると、ウェルカムドリンクのカハラ・ブルーに花輪「レイ」で暖かく迎え入れら れ、スタッフの「アロハ~」の一言がハワイのようにフレンドリー。カハラ・ブル-は、 通常のブルーハワイの材料にピーチを足して、「横浜中華街」のイメージに仕上げたそ う。細かいところに、こだわりを感じますね。
チェックイン後、部屋に入った瞬間、目の前に広がる横浜港を一望する圧巻の景色に感 動。窓際のテーブルに座って、暫く景色を眺めながら、ほっと一息。私が泊まったのは海 側高層階にあって、75 m²という広々したプレミアスイートで、開放感のある大きな窓か らはベイブリッジが見えました。内装は、クリスタルモダンがコンセプト。ゆったりとし たソファーもあって寛げます。
私は、何よりこの広々としたビューバスが気に入りました。ブルガリのアメニティーに、 カハラオリジナルのプルメリアの香りのバスオイルも置いてあり、みなとみらいの景色を 見ながらお風呂にゆったりと浸かって疲れがとれました。
部屋でゆっくりと寛いだ後は、いよいよ楽しみにしていた夕食の時間。
14 階のイタリア料理レストラン「RESTORANTE OZIO」も目の前にみなとみらいの海が一望でき、貝殻 に包まれたような感じのするテーブル席は、プライベート感もあって落ち着けます。
モダンとクラシックの融合をテーマに、国境を越えて愛される料理を目指したという料理 は、グラマラスなイタリアンをコンセプトにしつつも、どこかフレンチを感じさせるメニ ュー。聞けばシェフは、銀座のフレンチの名店でも修行されたそう。
今回は、イタリア語で「幸せ」を意味するFelice(フェリーチェ)1万円(税・サ別)のコー ス 。 写 真 は 「 ア ン デ ィ ー ヴ を 纏 っ た ラ ン グ ス テ ィ ー ヌ の ヴ ァ ブ ー ル フレッシュキャビアオシェトラ アプリコットのヴィネグレッ ト 」蒸したアカザエビの旨みとトップのキャビア がポイント。シャンパーニュと合わせて幸せな気分に浸れる一皿でした。
翌朝、水庭を眺めて落ちついた雰囲気の日本料理「濱」の焼き魚や卵まで地元にこだわっ た料理に、お代わりし放題のいくらと温泉卵も出てきてびっくり。美味しすぎて食べ過ぎ てしまいそう。
食事の後はカロリーを消費するべく、太陽の光が降り注ぐ、開放的な雰囲気のプールでひ と泳ぎ。外の庭にはジャクジーもあってゆっくりできます。また、スパ内には、インドアバスとア ロマの香り漂うスチームサウナも。デトックスした気分になって、お楽しみのスパへ。
いまスパでは、1 周年を記念して、2021 年 10 月 31 日(日)まで、横浜だけのオリジナル メニュー「Yokohama Lomi Lomi」(90 分:1 名 38,500 円(税込))に、フットリチュアル とヘッドマッサージが付き、特典として、ハワイアンオーガニックの伝統を正当に継承す るブランド「Ola」のバスソルトをプレゼント中です。(※数に限りあり。)邪気を払うと されているロミロミスティックを使用したマッサージが特徴的で、ハワイアンミュージッ クが流れる中、贅沢な癒やしの空間の中で心も体も解れてスッキリ。
そうこうしているうちに、あっという間にチェックアウトタイムになってしまいました。 贅沢なリゾート感溢れる空間に、素晴らしいホスピタリティーで、横浜という都心にいることをつい忘れてしまうほど、時を忘れてのんびりできました。次回は、人気の「日本料理 濱」での「和 のアフタヌーンティー」を頂きに、また再来しようと思います。
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜 https://thekahala.jp
Text /トラベルプロモーター 中島優子
国際協力の仕事をする傍ら、仕事・プライベート共に世界中を旅する、トラベルプロモーター。訪問先は僻地も多く、今まで訪れた国は65ヵ国以上。JALF(財団法人宿泊施設活性化機構)参事。