横浜が誇るラグジュアリーなホテルで水庭を眺めて楽しむ和のアフタヌーンティー

みなとみらいにあるラグジュアリーなホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が開業の一周年企画として提供しているヘルシーな「和のアフタヌーンティー」の秋メニューが登場。2021年10月29日~12月26日の期間、3階にある水の庭園に囲まれた日本料理「濱」にて完全予約制の個室で楽しめます。ホテルレポートに続いて、中島優子さんがその贅沢な中身をレポートしてくれます。

まず目に留まったのは、濱手箱三段重の中の、横浜を代表する日本庭園“三渓園”をイメージした一の重。湘南ゴールド豆や神奈川県産のフルーツを使用していて、地産地消のこだわりを感じます。岩に見立てたチョコレート菓子に抹茶の粉をかけて苔生した感じを演出したり、風情があって可愛らしい雰囲気です。

次は、横濱の観光地をイメージしたという二の重。一口サイズの手毬寿司やパンサンドなど和のセイボリーがいろいろ。私は、中でもフォアグラ最中が気に入りました。意外な組み合わせだけれど、ふんわり口のなかで溶ける最中とフォアグラの味がマッチして絶妙。また蒟蒻レンガ煮は、赤煉瓦倉庫のイメージかな、とか考えながら食べられるのが楽しいですね。


そして新メニューの鉢庭”秋の落ち葉拾い”。さつまいもチップを落ち葉に見立てて、その中にある紅葉の形の人参カステラや甘いずんだ蓮根などを拾い集める演出になっています。次に何を採ろうかワクワクしながら食べられます。

各種の日本茶やコーヒー、紅茶、ハーブティーなどソフトドリンクはお代わりし放題ですが、特にユニークだと思ったのが、こちらの写真にあるカハラのためにオリジナルで造られたという地元神奈川12蔵の日本酒を、ペアリングのように和スイーツと一緒に頂けるところ。(※別料金)
先程の手毬寿司や柿のフルーツに、泉橋酒造の限定ふくろずり生原酒がとても合いました。

締めは、濱からのおもてなしで、目の前で丁寧に点てて頂いたお抹茶と一緒に、できたてほやほやの焙烙蒸しの薯蕷まんじゅうが出てきました。もっちりとした食感の皮に、ほんのり甘いすりおろした大和芋が入っていて、最後にほっこりした幸せな気分になりました。

水をあしらった庭園に囲まれたお部屋でゆるりと頂いた和のアフタヌーンティー、おもてなしにも最高の場所だと思いました。今度は外国人の友人を連れて来てみたいと思います。(「和アフタヌーンティー(濱茶膳)」6,600円(サービス料別))

ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜 https://thekahala.jp/yokohama/

Text /トラベルプロモーター 中島優子

国際協力の仕事をする傍ら、仕事・プライベート共に世界中を旅する、トラベルプロモーター。訪問先は僻地も多く、今まで訪れた国は65ヵ国以上。JALF(財団法人宿泊施設活性化機構)参事。

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