SDGsつまり「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)を中核とする「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が、ニューヨーク・国連本部で開催された国連サミットで採択されたのは、2015年9月25日のこと。まだ、10年経ってはいませんが、温暖化による異常気象や、ゴミ問題や食品ロスなど環境とSDGs への配慮は身近に感じる問題になってきました。
これまでも「おいしく社会を変える」をテーマに“食を通じた社会貢献”に挑戦している帝国ホテルが、国連で SDGs が採択された 9 月 25 日に合わせて帝国ホテル 東京のホテルショップ「ガルガンチュワ」にてスイーツ「Le Bâton B (ル バトン ビー）」を新発売。
この「Le Bâton B」は、株式会社ドール「もったいないバナナプロジェクト」の素材を使用し、まさしく”おいしさ”と”廃棄バナナの活用”という、「おいしく社会を変える」というテーマに合った一品。カカオの風味やバナナの酸味など、素材の味を生かすために糖分を極力抑え、軽くなめらかに仕上げたチョコレートテリーヌです。中心に入ったバナナスライスがとてもフルーティで美味しく、カカオの深い香りととても合います。もっちりしたテリーヌの上下をクッキー生地ではさんでいて、香ばしさもあります。印象に残る味のスイーツです。
クッキー生地には、難消化性でんぷん（レジスタントスターチ*）だけでなく、カリウムやマグネシウム等のミネラルも豊富なグリーンバナナパウダーを使用しています。また、整腸などさまざまな効果があると言われる米ぬかパウダーを加え、グルテンフリーかつ軽い食感に仕上っているヘルシーなスイーツです。
＊レジスタントスターチ：体内で消化されないでんぷんのこと。小腸で消化されず大腸まで届き、さまざまな健康効果が報告されている。
この「Le Bâton B 」を開発した帝国ホテル 東京料理長 杉本 雄氏は「今回発売するLe Bâton Bは、フェアトレードチョコレートを使用した「フィナンシェ」に続く、SDGs を意識したスイーツの第 2 弾です。この商品は“もったいないバナナ”を使用し、帝国ホテルが掲げてきた「ラグジュアリーとサステナビリティの両立」を体現する商品を作りたいという想いから開発しました。美味しさはもちろん、食事制限をお持ちの方なども含め、より多くの方に食べていただけるよう、グルテンフリーに仕上げています」とその思いを語っています。
おいしさ、ヘルシーさ、そしてSDGsへのささやかな貢献という点でも意義のある商品ですね。
この「Le Bâton B (ル バトン ビー）」という商品名は、帝国ホテルから購入されたお客様から受け取られたお客様へ―。この商品が「Bâton（バトン）」となり、商品に込めた想いやストーリーが受けつながれ、贈るお相手と共に SDGs を考える”きっかけ”になってほしいという願いが込められているそうです。お持たせにぴったりで、そんなSDGs な思いを伝えるバトンというストーリーも贈り手にとっては嬉しいスイーツです。
「Le Bâton B (ル バトン ビー）」
価 格 ： 4,000 円（消費税込）
販売場所 ： 帝国ホテルプラザ 東京 1 階 ホテルショップ「ガルガンチュワ」内「Pâtisserie GARGANTUA（パティスリー ガルガンチュワ）」
※毎週金曜日に数量限定で入荷、各回なくなり次第終了となります。
お問い合わせ： ホテルショップ「ガルガンチュワ」 TEL.03-3539-8086（直通）
帝国ホテル東京 ホテルショップ 「ガルガンチュワ」 https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/hotelshop/