【旅de開運】「天国に一番近い島」ニューカレドニアの魅力とは?~後編・離島ウベア&グランドテール島南部~~

『ビューティ de 開運』の開運アドバイザーSUISUIこと早乙女翠です。ニューカレドニアレポート前編・首都ヌメアに続いては、離島ウベアと本島・グランドテール島南部おすすめの宿泊&アクティビティを紹介します。
top画像:ウベア島の美しすぎる海

森村桂さんの旅行記『天国にいちばん近い島』のメインスポットともいえる離島ウベアから。

原田知世さん主演の同名映画でも美しく描かれた絶景の島で、本島・グランドテール島の北東に位置します。全長約35㌔㍍の三日月型をした小さな島で、西側は世界遺産に登録されているラグーン(珊瑚礁に囲まれた海)に面しています。首都ヌメアのマジェンタ空港から国内線のプロペラ機に乗り約40分で到着。

最大の魅力は、海の青のグラデーションの美しさ。まさに“天国に一番近い”と思える神々しい煌めきに、心身共に浄化してくれるパワーを感じます。

トロピカルドリンクを手にビーチへ(左)4つ星リゾートホテル「パラディ・ド・ウベア」日本人スタッフ・岩本雅子さん(右)

そんなウベア島では、ただ海を眺める…あえて何もしない究極のリゾートを堪能しましょう。宿泊は、島唯一の4つ星リゾートホテル「パラディ・ド・ウベア」がおすすめ。客室はバンガロータイプで全室テラスとバスタブ付き。ガイドとしても活躍している日本人スタッフ岩本雅子さんの存在も心強い限りです。

ウベア島唯一の4つ星リゾートホテル「パラディ・ド・ウベア」の客室(一例)

パラディ・ド・ウベア公式サイト www.paradisouvea.com

アクティブにラグジュアリーリゾートが楽しみたい人には、ヌメアから車で約2時間半。グランドテール島西海岸のブーライユにある5つ星リゾート「シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート」がおすすめです。

シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾートの広々としたフロント

ユネスコ世界遺産に登録の珊瑚礁と動植物の希少種なども確認されている自然保護区をもつデヴァエリアにあり、ゴルフだけでなく、カヤックなどのマリンスポーツや、ホテルから見える小高い丘「トワフレール」でハイキングが楽しめるなど、アクティビティが充実しています。

広い敷地内にタイプの異なる客室が点在していますが、おすすめはカナック(先住民)の伝統家屋カーズを模したバンガロー。ベッドは女性に人気の天蓋付。気分が上がりますね。バスルームにバスタブがあるのも嬉しいポイントです。壁にはカナックの伝統的な彫刻デザインが施され、ニューカレドニアの文化に触れることもできます。

トワフレールからの眺め(上) 伝統家屋カーズを模したバンガロー(左下) バンガロー内は天蓋付きベッドなどオシャレな雰囲気(右下)

 スパにはプールやサウナも。大きな窓が設置されたサウナは、アクティビティ後の疲れを癒してくれます。風水では汗をかくことが厄落としにもつながるので、おすすめですよ。

プールや開放的なサウナが完備されたスパ

シェラトン ニューカレドニア デヴァ スパ&ゴルフ リゾート 公式サイト
https://www.marriott.com/en-us/hotels/nousi-sheraton-new-caledonia-deva-spa-and-golf-resort/overview/

カジュアルでリーズナブルなゲストハウスに泊まり、地元の人々と触れ合う旅もいいものです。ヌメアから車で約2時間。グランドテール島東海岸ティオにある「The 3 BOUCLES Guest House」は、広々とした牧場を持つゲストハウスです。迎えてくれたのは、牧場主のレイモンドさんと息子のアランさん。アットホームで温かみのあるラウンジは居心地が良くリラックスできます。夕食のバーベキューは、レイモンドさんが炭火でワイルドに焼いてくれた鹿肉が美味でした。

温かみが感じられるラウンジで笑顔でもてなすアランさん

翌朝は早起きして乗馬にチャレンジ!レイモンドさんのリードで、雄大な自然に囲まれたアップダウンのある草原を行くホーストレッキングは、スリルも楽しみながら心身ともにリフレッシュできます。ちなみに、風水で「馬」は旺盛な生命力を象徴する動物。馬と触れ合うことで、その活力もチャージできた気がします。

レイモンドさんのリードで早朝ホーストレッキング

旅先で地元グルメを味わうのは大きな楽しみであり、運気アップにもつながります。ヌメアから車で約1時間半の小さな町ラフォアには、地元食材を使い、ひと味違う料理を提供してくれるレストランがあります。「ラ・ターブル・ド・バニアン(La Table du Banian)」です。

《写真⑧ラフォア写真1 写真説明》眺めが良く開放感のある「ラ・ターブル・ド・バニアン」

マウンテンビューの絶景レストランで腕を振るうのは、ニューカレドニアの郷土料理研究家アニックさん。世界を旅しながら料理の技術を習得し、それらをアレンジして地元食材を使ったオリジナル料理を提供しています。

 前菜はフランスのロレーヌ地方の料理からヒントを得たマングローブ蟹のキッシュ風タルト。メインもフランス料理のアレンジで、牛肉を野ブタに変えたビールはちみつ煮。自家製のはちみつと野菜を使い、肉は4時間煮込んだ一品。手間暇を惜しまないアニックさんの料理に対する姿勢がおいしさにつながっていました。

《写真⑨ラフォア2 写真説明》厨房で腕を振るうアニックさん。世界のテイストをアレンジしたオリジナル料理が人気

併設のバンガローに泊まることもできるので、アニックさんに世界の旅の話を聞きながらオリジナル料理をゆっくり味わうのもいいですね。

離島ウベアと本島・グランドテール島のタイプの異なる宿泊施設やアクティビティを紹介しました。様々な旅のスタイルに対応できるのもニューカレドニアの魅力です。前編で紹介した首都ヌメアを拠点に、旅のテーマに合わせて宿やコースを選ぶもよし、一度の旅でいろいろと組み合わせて楽しむのも面白いですよ。

また、オトナ女子世代からは「ハネムーンで訪れた」という声も聞くニューカレドニア。「2度目のハネムーン」で再訪してみてはいかがでしょう。当時と変わらぬ自然美に癒やされて“初心に戻れる”こと請け合いです。

【取材協力】

ニューカレドニア観光局 https://www.newcaledonia.travel/ja

エアカラン https://www.aircalin.jp/ja

Text /早乙女 翠 

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「元気になれる占い」をモットーに、新聞、Webなどで占いメッセージを発信する開運アドバイザー。日本旅行作家協会会員として旅による開運も推奨。国内外のパワースポットを巡り、新聞、Webのコラム、講演会などで紹介している。温泉ソムリエ、観光おもてなしアドバイザー。愛称はSUISUI。

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