関東・関西に美容医療クリニックを展開する医療法人敬愛会が新たに「ザナチュラルビューティクリニック六本木」を開院。プレス発表会にて、ザナチュラルビューティクリニックグループ理事長で医師の吉田由佳先生から、 特に40代以降、美しく溌剌とした自分になるためのアプローチについてお話を伺いました。
形成外科10年、美容医療20年というご経歴の吉田由佳先生。
「ヒトの肌は表皮(0.1~0.3mm)、真皮(1~3mm)、皮下組織(2~10mm)で構成されています。スキンケア化粧品の効果が届くのは、ほとんど表皮上部の角質層までで真皮や皮下組織には作用しません。」と、エイジングサインを気にして、日々スキンケアアイテムを使っているW LIFE世代には驚きの事実が告げられました。

とはいえ、日々のお手入れでカバーできることもあるのです。化粧品を使ったセルフケアのポイントは、“ターンオーバー”と“保湿”とにフォーカスすることが賢い選択だそう。洗顔と、乳酸などのピーリング成分が入ったアイテムで角質ケア。そしてEGF(上皮細胞増殖因子)などの成分が入っているアイテムで保湿というのがポイント。また、唇は乾燥しやすい粘膜なので、リップクリームやワセリンでこまめにケアすることも大切だそう。

セルフケアアイテムとして吉田先生がお勧めされたのは、低刺激※1化粧品「エムディア」のメイク落とし、洗顔料、EGF配合のふき取り化粧水、化粧水1本分が含まれた保湿マスクです。「含有成分が秀逸で、肌の表面をとてもよい状態に保てるスキンケア化粧品。そして企業努力の賜物で手に取りやすい価格である」のがお勧めの理由。こちらは、敬愛会が運営する医療専売コスメを集めたFCサイト「レサージュ」で購入することができます。※1香料、着色料、紫外線吸収剤、エタノール、パラベン不使用
レサージュ https://www.lesage-store.jp/products/list?maker_ids%5B%5D=15

現品のPRサンプルでクレンジング・洗顔・拭き取りを体験。特に1プッシュで弾力のあるモコモコ泡ができる洗顔料は、肌にほとんど負担を感じないのに汚れが吸着されたのか、ぬるま湯ですすぐとつるりとしたモチモチ肌になったように感じました。
このように肌表面のケアを自分で頑張っても、逃れられないのがエイジングサイン。皮下組織の健常度合いが如実に関係してくるそうです。皮下組織のケアは美容医療の専門範疇ですが、美容医療は今や特別な人だけのものではなくなってきています。例えばHIFU ( High Intensity Focused Ultrasound 高密度焦点式超音波)などは経験した方が多いかもしれません。吉田先生は「HIFUだけですと“点”でしか効かないので、高周波のレーザートーニングと組み合せることで、“面”で効くようになります。このように医師の専門的なアプローチがあってこそより満足な結果に導かれます。」と語ります。
そして吉田先生が「皮下組織に活力を与えることで個人の美しさを自然に引き出す」という考えのもと着目したのが、低浸襲(ていしんしゅう:身体への負担が少ない医療や手術)で、長期にコラーゲンが増生されるスレッド。10数年前から、安全性を考慮したスレッド開発や様々なスレッド治療法に注力し、 “美容皮膚科以上美容外科未満”の領域の充実化に取り組んでいらっしゃるそうです。
「加齢とともに、痩せ型の人でもふっくら型の人でも脂肪のたるみやこめかみやほおがこけてきます。まずは皮下組織を強化することが重要で、皮下組織が弱いと何をしても効果が出ません。皮下組織の強化を図るものとして、スレッド治療は、メスを入れないので肌への負担を抑えられて、痛みやダウンタイムが少なくどなたでも施術が受けやすいと思います。スレッドは血流を促進し、引き締めが起こってきます。血流促進はスキンケア化粧品では難しいのです」と美容医療の効果について話されました。

吉田由佳先生:関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長。
2025年4月12日 に開業した「ザナチュラルビューティクリニック六本木」は、日比谷線・大江線六本木駅から徒歩1分。そのほかの拠点も含めクリニックの情報はHPを参照。
医療法人敬愛会 ザナチュラルビューティクリニック https://www.mc-keiaikai.com/bgn
Text/W LIFE編集部